9Apr

ウォルフ波動は、相場の上昇時、下降時の転換ポイントで現れる
ウェッジから導き出される波動のパターンです。
これまで説明させて頂きましたが
ウェッジの①③⑤ライン、②④ラインを見つけ出し
①から④に向けてラインを引くことで
最終目標ターゲットを予測するトレード手法になります。
さて、ウォルフで引かれる①③⑤ラインですが
そこにはある習性があります。
それは、
①点目、③点目、⑤点目のラインの間隔のパターンによって
⑤点目以降の値動きの予測が立てやすいというものです。
今回は、その習性をご紹介しておきます。
まずはこちらのウォルフパターン(図1)を見てください。
相場の下落時からの転換ウェッジの形になります。
【図1】
これは一般的にイメージしやすいウォルフのパターンです。
①③⑤ラインに注目してください。
①と③、③と⑤の間隔がほぼ等しいですね。
こういったケースは比較的それまでの値動きと同じペースで5点目から上昇しやすいといえます。
つづいて図2をご覧下さい。
【図2】
①③、③⑤の間隔ですが
①③の方が③⑤よりも間隔が狭いですよね。
この場合、③⑤の間でエネルギーが貯まって
⑤点目から急角度で上昇しやすいと言われています。
最後に図3をご覧下さい。
【図3】
①③、③⑤の間隔ですが
①③の方が③⑤よりも間隔が広いですよね。
この場合は、5点目以降しばらく上下にもみ合いが続きやすいので
注意が必要となります。
このウォルフの値動きの習性を頭の中に入れておくと
エントリーに活かすことができるのではないでしょうか。
もちろん、相場というのは、図のようなキレイな波形というわけではなく
ウォルフも非常に認識しずらい形になることが多いので
分かりやすいチャートパターンのときに活用するようにしてくださいね。
関連記事
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。