2Jun

今回は読者の北条さんから質問メールを頂戴しまして
すでにメールで返信をさせて頂きましたが
良いご質問でしたのでご紹介させて頂きます。
まずメール本文をご紹介します。
1週間くらい前からブログ記事と
youtube見させて頂いております。
自分でポンド円の1時間足でウォルフ波動と思われる波動を見つけて
5/30にエントリーしてたんですが、安値更新と同時に5/31朝に損切りで
失敗してしまいました。
ただ、5/31(金)の下げはメキシコ関税問題の
ファンダメンタルズによるもので
それがなければ、上がっていたのではと自分では思っています。
質問は・・・
①YOUさんは、今回の波動はウォルフだと思われますか?
②もし、ウォルフだと思われた場合ですが
ファンダメンタルズで下げなければ、目標地点まで到達したと思われますか?
③ウォルフ波動が発生しても、ファンダメンタルによって
トレンドが変わらない事って多いのでしょうか?
④ウォルフ波動は、何%くらいで成功すると思われますか?
(ファンダメンタルを除いた場合でお考え下さい。)
今回の自分が作成いたしました、ポン円の資料添付させて頂きます。
ということでありがとうございます。
まずは回答からです
①→そうですね。ポン円下落の切り返しになるかも?と期待はしておりました。
しかも5点目がダブルボトムでしたので。
ただ、移動平均線がきっちりGCしていなかった点が
エントリーするには気になるところではありました。
あとは上位足の日足をみると、左のトレンドの下まで
さらに行くかもしれないという懸念もあったので
形ができていた分難しい判断ではありますね。。。。
北条さんがちゃんと損切り入れていたのは素晴らしいと思います。
②→その可能性は高かったと思います。形だけみると悪くないと思います。
③→決して多いというわけではないと思います。
あとは、どのポイントでエントリーするかなのですが
24ラインを抜けて移動平均線もGC、DCした押し目や戻り目を
待って入るのがやはりいいのかとも考えます。
それで切られたら、これはどうしようもないと思っています。
④→すべてのウォルフを見ているわけではないので
なんとも言えない感じではあります。
あと自分のラインがうっかり間違っていることもありえますので。。。
ただ、これを言うと誤解を招くかもしれませんが
5分足でも4時間足でも、「もらったー!」と思えるような
100%に近いくらいの自信をもってエントリーできる場合が最低でも週に1回はあります。
そういったケースで想定すれば高確率かとも思います。。。
以上回答でした。
ということで、まずは北条さんのチャートを紹介します。
ポンド円1時間足で上昇ウォルフの途中で
トランプ大統領のメキシコ関税賦課発言で
一気にリスクオフ相場に転換した場面です。
ということで自分の方のチャートを見てみます。
【ポンド/円】1時間足です。
まずは1時間足の上昇ウォルフとなっていますが
ターゲット未達でトランプ大統領のメキシコ関税発言で下落となりました。
個人的にもポンド円の下落が長かったので
このあたりで反転のチャンスになる可能性もあるかなと思っておりましたが
1時間足では移動平均線もGCすることなく下落となりました。
【ポンド/円】15分足です。
15分足で見ると、下落のタイミングで下方向ウォルフとして下落となっています。
そしてそのまま安値を更新していく流れとなりました。
【ポンド/円】日足です。
そして日足で見ますと大きな下落ウォルフの中で推移していることが分かります。
結果的には日足のウォルフ波動でターゲット到達という流れになっています。
特に直近は大きなリスクオフ相場となり
他の通貨ペアも含めて日足レベルでの
チャートパターンで動いていたのかな、という気もしております。
ということで日足レベルで相場が動いている場合は
短期足では慎重にしないといけないかなとも思っております。
それともう一つ質問がありました。
1時間足でドル円のウォルフ波動も自分で発見しました、その後にYOUさんのYOUTUBEみて、やっぱりそうだったんだ~っと思って嬉しかったです。
時間軸では少し早かったんですが、目標値109.87に対して達成が109.92くらいなので精度が高いな~って実感しました。
本来は、その後も1-4ラインの先を目指すトレンドが継続することが多いものなんでしょうか?(ファンダメンタルを入れなかった場合です。)
→(回答)
これはそうとも言えません。
14ラインにヒゲでタッチしていきなり逆行というケースも多々あります。
これは相場状況次第という感じではありますので
自分の場合は、14ラインに到達したら基本的にはそこで一旦そのチャートは終了して別なチャートでエントリーポイントを探しています。
すいません、もう少し質問しても良いですか?
下降時の底でディセンディングトライアングル、ペナント、フラグになった場合
下降トレンドの継続示唆かと思いますが、ウォルフ波動は効かないものなのでしょうか?
→(回答)
やはり結局のところ上位足の動きに左右されるところが大きいのかと思っております。
チャートはその時々によって、日足レベルで推移、4時間足レベルで推移、といった
影響が強い時間足というのがあるように思います。
あるいは短期で15分足レベルのチャートパターンが決まる時もあったりすると思います。
ただ、上昇や下降が強い局面というのはやはり順張りが強いのかとも思いますので
例えば転換上昇の場合は、分かりやすい陽線が出たりキッチリとトレンドラインを抜けたり
移動平均線がクロスするのを待ったりするなど、あまり早まってエントリーしなくても
良いのかなと思っていたりします。
ということで少し長くなりましたが、北条さんありがとうございました。
分かりづらい点もあるかもしれませんがすみません。
ではでは^^
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