19Jan

昨日金曜日のNY市場は
ダウ平均株価が4日続伸。
米中の貿易問題で
中国が貿易不均衡を是正するための
6カ年計画をアメリカに提示していた
との一部報道に加えて
良好な鉱工業生産の結果や
ニューヨーク連銀総裁の
ハト派的な講演などが好感されました。
為替市場では
株価とともにアメリカの金利も上昇する中
ドルが主要通貨に対して上昇。
発表されたミシガン大学消費者センチメントは
市場予想を大きく下回りましたが
特段材料視されずドルの下落には
つながりませんでした。
またイギリスEU離脱に関連して
メイ首相が国民投票を再実施するつもりはなく
EUの関税同盟にとどまることも許容しない
と発言したとの報道が先行きの不透明感を強め
ポンドが主要通貨に対して下落しています。
ドル円相場は円安ドル高となり
1ドル109円台後半で今週を終えています。
チャートを見ていきます。
【ドル/円】15分足です。
今週後半のドル円ですが
ポイントは青い水平ラインのゾーンで
これは1月3日フラッシュクラッシュ時の
窓空きゾーンになります。
それなりに目立つ窓であったため
今週の上昇で埋めてくると想定し
30分足で引いたチャネルと
短期上昇ウォルフでの上昇トレンドを
見ていました。
そしてこの先なのですが・・・
【ドル/円】15分足その②です。
現在110円目前というところですが
短期的にチャネル達成、窓埋め完了
ウォルフ達成ということで
一旦短期での調整局面の可能性を
想定しています。
今週は強気相場で終ったので
継続して週明け110円前半をつける
可能性もありますが、次は
ピンクチャネル下限、短期下落ウォルフターゲットの
109円前半くらいまでの調整を狙ってくるのではと
個人的には考えておりますがどうなるでしょうか。
週明けの動きを確認して判断をしてみたいと思います。
それとかなり前にご紹介しましたが
【ユーロ/ポンド】4時間足です。
ユーロポンドは約1ヶ月前に
下降ウォルフ②④ラインを割ってから
ピンクチャネル下限への下落も見ておりましたが
ようやく今週の下落でターゲットまで到達しました。
このあともう一段下のターゲットラインまで
見て行きたいと思っています。
それと週明けに向けて
気になる通貨ペアをご紹介しておきます。
【豪ドル/円】30分足です。
【NZドル/円】30分足です。
豪円とNZ円なのですが
30分足で目立つ2点上ヒゲでの
ダブルトップを形成と見られます。
直近でチャネルラインを引くことができることから
チャネル下限まで下落があるのではないかと思い
週明けの動きをチェックしたいと思っています。
(30分足なので値幅は限られますが)
来週は引き続き
アメリカ政府機関の一部閉鎖が
いつまで続くのかが注目されます。
今週になって大統領経済諮問委員会が
政府機関閉鎖によるGDP押し下げ幅の試算を
当初の2倍以上に修正するなど
経済への悪影響は
予想以上との見方が広がりつつあり
問題解消に向けた与野党の妥協を後押しする可能性があります。
またアメリカ以外では
中国で週明けに発表される昨年10-12月期のGDPが注目されます。
来週月曜日はアメリカ市場はキング牧師記念日で休場となります。
ということで今週もお疲れ様でした。
ではでは^^
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