8Dec

昨日金曜日のNY株式市場では
ダウ平均株価は大幅に続落しました。
発表された雇用統計は
雇用者数が市場予想を下回ったとはいえ
失業率は前月と同じで1969年以来の
低い水準が続いています。
平均時給は前年同月比で3.1%の上昇と
2ヶ月連続で3%を超す伸びとなっており
全体としてはそれほど悪い内容ではなく
特段の悪材料がない中
大幅に株価が下落したことで
市場の地合の悪さがあらためて
確認されたと言えそうです。
為替市場は
ドルが主要通貨に対して下落しました。
クドロー国家経済会議委員長が
FRBは今月利上げした後
かなりの期間利上げに動かないだろうと
発言したことなどが
ドルを押し下げ、ドル円相場は
やや円高に振れました。
株価が大幅に下落したものの
ドル円相場への影響は限られ
1ドル112円後半で今週を終えました。
今週のウォルフ波動チャートです。
【ドル/円】4時間足です。
今週は、先週末の米中首脳会談が
ある程度うまくいったという憶測から
豪ドル系を中心に上窓スタートとなりましたが
やはりその不透明感からすぐにリスクオフ相場となり
ドル円もついに4時間足で下落基調となりました。
日足ではまだ上昇トレンドと見て取れますが
日足で下方向ウォルフを形成するかもしれない状態なので
年内は慎重に対応したいところです。
【ポンド/円】4時間足です。
ポンド円は日足では
上方向ウォルフの途中段階なのですが
なかなかすんなり上方向に抜けてくれない状態です。
来週ブレグジット関連の重要イベントもありますので
ポンドは大きく動く可能性もあります。
その他今週のウォルフチャートをいくつかまとめて紹介します。
【ユーロ/円】1時間足です。
【カナダ/円】4時間足です。
【豪ドル/円】4時間足です。
【ユーロ/カナダ】4時間足です。
【ドル/スイスフラン】1時間足です。
為替市場では
引き続き不透明感が強まっている
米中通商問題が注目され
来週も関連するニュースに大きく反応する
展開が予想されます。
また、今週はアメリカの長期金利が大きく低下しましたが
長期金利の低下がアメリカの景気の先行きに対する
警戒を強めて株価を押し下げている側面もあり
長期金利の動向も注目されます。
アメリカ以外では
イギリスでEU離脱合意案の議会採決が
来週11日に予定されており
その動向はアメリカのマーケットにも
影響を与えそうです。
ということで今週もお疲れ様でした。
来週もよろしくお願いします。
ではでは^^
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コメント
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初めて。
以前は毎日ように訪問させていただきてました。
久しぶりに見させていただきましたが、以前のように「来週のウォルフ予想」的なことがなくなっていてがっかりしました。
いろんな方の情報などを交換し合える場を再開される方がフォロアーが増えるような気がしますが・・・
その時は私も参加させていただきます。
こんばんは。ご意見ありがとうございます。
仰る通りだと思います^^
やっぱりそうだよなあ、、、と、ご指摘いただき
自分でもそう思っていた側面もあり
ありがたいと思いました^^
年末にかけて少しバタバタしており
マメに更新ができずに
週末のみまとめてウォルフ紹介となっておりました。
年明けからは少し落ち着きますので
あらためてもう少しマメにウォルフ波動チャートを
アップしていきたいと思います。
相場に対するいろんな人の意見も聞きたいですし。
ということであらためて宜しくお願いいたします。