20Oct

昨日金曜日のNY株式市場は
ダウ平均株価が3日ぶりに
反発しましたが
不安定な値動きでした。
中国の株価などが大きく上昇したことが
好感された一方
サウジアラビアとの関係悪化の懸念などが
株価の重しとなりました。
為替市場では
株価が上昇してリスク回避の動きが
弱まる中
安全資産とされるドルや円が
主要通貨に対して下落しました。
ドル円はNY時間ではやや
円安ドル高となり、1ドル112円半ばで
今週を終えています。
また本日は上昇していた
イタリアの国債利回りが下落に転じ
財政問題への懸念が幾分緩和する中
ユーロが主要通貨に対して上昇しました。
さて今週のドル円相場は
日足レベルでの104円台からの
切り上げ上昇トレンドラインで
跳ね返される形となりました。
【ドル/円】日足です。
ドル円は今週の週明けは下落したものの
先週までの下げから調整基調になりました。
日足レベルでのトレンドラインに反発した形ですが
やはり上値は重い展開が続いています。
日足レベルでも上昇トレンドを
継続できるか注目ですが
トレンドラインを明確に割れてくると
下方向ウォルフが意識されるため
注意が必要となります。
【ドル/円】30分足です。
今週のドル円は30分足で
角度はありますが
ウォルフ系の形で上昇しました。
ターゲット付近で再度下落しましたが
来週も短期的に良い形が出るか
注目していきたいと思います。
【ユーロ/ドル】4時間足です。
今週はユーロドルの下落も目立ちましたが
こちらも角度はあるものの
ウォルフで下落、3点目と5点目を
ダブルトップとしてその後も下落しましたが
最終的に先週安値ラインで反発上昇して
終了となっています。
【ポンド/ドル】4時間足です。
ポンドドルも同様に角度がありますが
ブレグジット関連のネガティブ報道の影響もあり
下落ウォルフでの推移となりました。
そして個人的に今週注目していた
ウォルフ波動チャートをご紹介します。
【ユーロ/豪ドル】4時間足です。
【ポンド/カナダドル】1時間足です。
ユーロ/豪ドルは分かりやすいと思いますが
ポンド/カナダドルは
上昇ウェッジを作りそうで
今週ずっと注目しておりました。
週末にかけて2種類のウォルフパターンが
見られたので、5点目のラインからの反発付近で
ようやくエントリーにこぎつけたというものです。
来週も、米中通商問題の行方が
市場を見る上で引き続き注目となりそうです。
今週発表されたGDP成長率が鈍化したことで
中国の交渉スタンスが軟化するようであれば
市場では好感されそうです。
目先はトランプ大統領と習国家主席が
11月末のG20首脳会議の際に
会談をするのかどうかが焦点です。
ということで今週もお疲れ様でした。
ではでは^^
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コメント
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いつも拝見させていただいております。
ドル円日足のウォルフですが、
私は2月の高値110.50辺りを1点目として見ているのですが、
youさんは1月の高値111.40辺りを1点目にされているのですね。
何か基準みたいなももがあるのでしょうか?
差し支えなければ教えていただけると嬉しいです。
よろしくお願いします。
こんばんは。
そちらで正解かもしれませんね!!
自分の場合は、とりあえず「キレイなウェッジ」になるかを見てまずは引いてみる感じです。
もちろん、そこから値動きを追ってみて、ポイントを修正していくことはよくあります。
ウェッジを自分なりにイメージしてその後修正していくという感じです。
ドル円は日足ということもあり、②④ラインを割り込んできたらあらためて調整してみようと思います。宜しくお願いします。