29Sep

昨日金曜日のNY株式市場は
ダウ平均株価、ナスダックともに
小幅ながら続伸しました。
欧州の株価がイタリアの財政懸念を受けて
大きく下落した流れを引き継ぎましたが
発表された経済指標で
堅調な消費動向が確認される中
影響は限られました。
為替市場では
ドルが主要通貨に対して
まちまちな動きとなりましたが
経済指標後は上昇。
ユーロはイタリアの財政懸念から
欧州時間に下落しましたが
NY時間では下げ幅を縮めています。
また、原油価格が73ドル台と
7月前半以来の水準に上昇する中
資源国通貨が上昇しています。
ドル円は円安ドル高となり
113円台半ばで推移しています。
今週の為替相場は
ドルが反転急騰、ユーロの下落が目立ちました。
ドル円のウォルフ波動を見てみます。
【ドル/円】4時間足ウォルフです。
今週のドル円はウォルフ波動②④ライン抜けの
上昇トレンド開始から3週連続の上げ相場継続となりました。
年初来高値も更新しましたね。
最終的にウォルフターゲットを突き抜ける強さで
今週を終えています。
引いていたトレンド切り上げラインを一旦
下に割り込む場面があったのでトレンドが終了するかと思いきや
再び上昇という流れとなっています。
現在は113円半ば付近ですが
一旦113円くらいまでの調整は入ると思われます。
その後、押し目となって上昇か、下落に転じるかは
調整下落の動向を見守りながらといったところでしょうか。
また、今週はドルの反転チャンスを見ておりましたが
ドルの動向ということでこちらの通貨ペアにも注目
しておりました。
【ドル/スイスフラン】4時間足ウォルフです。
ドルスイスは今週の半ばに
ウォルフ②④ライン抜けから下髭での押し目を作り
長い陽線3本連続での急騰となりました。
調整後も金曜日は再び長い陽線で終了となっています。
こちらも週明けは調整に入ると思われますが
調整後の動きを見ていきたいところです。
そして【ユーロ/ドル】4時間足です。
今週はイタリア財政問題を受けて
ユーロが弱い週となりました。
ユーロドル4時間足では
大小の下方向ウォルフが見られ
今週は小さいウォルフのターゲット到達で
終了となりました。
大きいウォルフについては
このあと調整場面を作るとは思いますので
再び下落タイミングを注視していきたいところです。
大きいウォルフの②④ライン付近までの調整はあるかもしれません。
その他今週のウォルフチャートパターンとして
【ポンド/豪ドル】1時間足です。
【ユーロ/カナダドル】4時間足です。
ユロカナについては、ウォルフターゲットに
ギリギリタッチした後、急下降となっています。
しかしながら上位足の日足では
上方向のウォルフも構築中となっているので
少し時間はかかるかもしれませんが
再度上昇の流れを作るのではと見ています。
来週は雇用統計や
企業活動を示すISM指数など
重要な経済指標の発表が相次ぎます。
特に雇用統計で前回、2009年以来の
高い伸びを記録した賃金の動向が注目されます。
賃金が予想以上に加速した場合には
インフレへの弊害が強まって
株価の下押し材料となりそうです。
政治面では引き続き
NAFTAの再交渉と最高裁判事に指名された
カバナー氏の上院での承認手続きが
目先の注目点となりそうです。
ということで今週もお疲れ様でした。
ではでは^^
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