4Aug

昨日金曜日の米雇用統計は
農業分野以外の就業者数が
前月と比べて15万7千人の増加となり
市場の予想を下回りました。
一方失業率は3.9%と
0.1ポイント改善し
平均時給は前年比2.7%増加と
緩やかな伸びが続きました。
為替市場では
ドルが主要通貨に対して
まちまちな動きとなりました。
ドル円は円高ドル安となり
111円前半で週末を迎えました。
雇用統計で平均時給の上昇率が
加速しなかったことや
その後に発表された
ISM非製造業指数が
予想以上に低下したことから
アメリカの金利が低下して
ドル安円高につながりました。
現状のドル円チャートを見てみます。
【ドル/円】日足です。
ドル円日足では堅調に上昇をしていますが
現状引かれるウォルフ②④ラインを
明確に下に割り込んできた場合
108円台付近まで調整が入る可能性があります。
来週は、悪材料となるニュースに注意を払いながら
ドル円については慎重にトレードをした方が良いかとも思います。
その他、今週のウォルフ波動チャートです。
【豪ドル/NZドル】4時間足です。
前回のウォルフ波動検証記事でもご紹介した
豪ドルNZドルです。
こちらはターゲットに向けて
ひたすら上昇してくれました。
注目すべきはウェッジのバランスの良さだと
思います。
チャートの形がキレイだと②④ライン抜けからの
信頼度が上がるため比較的安心してトレードが
できると思います。
そして【ユーロ/ドル】4時間足です。
こちらは三角持ち合い下抜けとなりました。
三角持ち合い抜け付近で
ウォルフ波動チャートパターンを形成しての
下落となっています。
同じくドル絡みで【ポンド/ドル】1時間足です。
ポンドドルについては
4時間足以上で見ると
再度上昇ウェッジを形成していく可能性もあると
考えられるため、この先、下落からの転換サインを
待ちながら狙いたいとも考えております。
来週もアメリカの通商政策の行方に
注目が集まります。
昨日、中国がアメリカからの輸入品600億ドルへの
報復関税を計画していると発表しました。
これにより問題は一段と深刻化する可能性がある一方
クドロー国家経済会議委員長は
アメリカと中国との間で
高官レベルでの対話が一部再開したとも述べており
今後の動向が注目されます。
来週は経済指標では
消費者物価指数などが発表されるほか
9日に開催される日米通商協議の内容も
注視する必要があります。
ということで今週もお疲れ様でした。
ではでは^^
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