21Jul

昨日金曜日のNYダウは
上下に振れたものの
前日とほぼ同じ水準で引けました。
一方、為替市場では
トランプ大統領の発言を受けて
ドル安が進んでいます。
トランプ大統領が
中国とEUが通貨安を誘導していると
非難したことでドルは大きく下落しましたが
その後もじわじわとドル安が続く流れとなりました。
ドル円相場は111.50円を割り込んで
週末を迎えました。
今週は週後半から
トランプ大統領の諸々の発言で
ドル安への転換が一気に進んだのが
印象的でした。
読者の佐藤さんからは
米ドル単体チャートが下方向ウォルフ構築中であるのに対して
米ドルの強弱が分かりやすいドルスイスでは
上方向のウォルフを構築中との連絡がありました。
【ドル/スイスフラン】1時間足です。
ドルスイスは1時間足でキレイな波形を描き
ウォルフ波動パターンを構築中に見えます。
ただし、ピンクチャネルの下限までは
下落の可能性もあるので
週明けにドル安傾向がどこまで続くか
見ていく必要があります。
そしてドル円とも親和性が高い
【スイスフラン/円】4時間足です。
スイス円は現状下方向のウォルフで推移中となっています。
一旦このままターゲットまで到達してからの反発というシナリオも考えられます。
【ドル/円】4時間足です。
ドル円を単純に4時間足チャネルのみで見てみると
仮に現状のプライスで反転することなく下に抜けてくると
ピンクチャネルライン下限まで下げてくる可能性があります。
もしそうなった場合は、そのラインで跳ねるかさらに下抜けするかを
短期的には注目したいと思っています。
その他の今週のウォルフ波動です。
【ポンド/円】4時間足です。
ポンド円は5点目を上抜けして
ウォルフ完成ならずか?と思いましたが
135ラインと24ラインの交差点付近から
下落開始となりました。
【ポンド/スイス】4時間足です。
こちらはポンド円と親和性が高いので
似たようなウォルフ波動チャートパターンとなっています。
そして【ドル/カナダ】1時間足です。
ドルカナダは指標後に一気に下落となっています。
カナダの指標は忘れがちなのですが
大きく動くことが多いのでチェックしておかないとですかね。。。
来週は26日に開催される
ECB理事会や27日に発表される
米GDPが注目されます。
今回のECB理事会では
政策変更はないと見られますが
トランプ大統領が言及したこともあり
今後の政策方針は市場の大きな
関心事となっています。
一方、4-6月期の実質GDPで
アメリカ経済の堅調さが確認できれば
FRBの利上げにも市場はあらためて
注意を払わなければなりません。
来週は米・欧の金融政策を巡る思惑が
市場を動かすことになりそうです。
ということで、毎日あまりに暑すぎて
参ってしまいますが、来週も
頑張りたいと思います。
ひとまず今週もお疲れ様でした。
ではでは^^
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