14Jul

昨日金曜日のNY市場は
ダウ平均株価は続伸し
ナスダックも最高値更新となりました。
為替市場では、米国経済指標が
予想を下回り、米金利が低下し
ドルが主要通貨に対してやや下落。
ドル円は円高ドル安となり
112円前半で引けを迎えました。
今週はとにかくドル円を筆頭に
クロス円の上昇が際立った1週間でした。
ドル円についてはここまで短期で
上昇するのも珍しいのですが
日足や週足レベルでのラインで
動いていたような週となりました。
ウォルフ波動で見てみたいと思います。
【ドル/円】週足ウォルフです。
ドル円の週足ウォルフ(フラッグ寄り)ですが
②④ラインを抜けて週足陽線で確定しています。
ターゲットは114円台〜118円台までの上昇余地として
考えられるのですが、この後は、大きめの上昇に対する
押し目となる動きも想定されます。
②④ライン付近までの押し目となる場合は
111円頭〜110円台くらいまで戻してくる可能性もあります。
金曜日に一服の動きを見せて終っているので
短期での下落チャートパターン形成に注意が必要かとも
思います。
日足や週足ですと、押し目を作るにしても
長い時間と相当な値幅になりますし、その間に起きる
ファンダメンタルズ要因で流れが停滞したり
変わっていくこともあり得るので
あくまで方向感として認識しておくと良いと思います。
その他のクロス円ウォルフもチャートのみ
掲載しておきます。
【ポンド/円】日足ウォルフです。
【ユーロ/円】日足ウォルフです。
【カナダドル/円】4時間足ウォルフです。
【NZドル/円】日足ウォルフです。
当面は引き続き
アメリカの通商政策の行方が気になります。
来週は関税が検討されている自動車輸入について
19日に商務省が公聴会を開催します。
また来週はパウエルFRB議長が17日に上院で、18日に下院で
議会証言を行うほか、経済指標では
小売売上高や鉱工業生産などが発表されます。
チャート検証としては
今週のドル円の2円超えの上昇に対する動きは
追いかけて行きたいと思います。
佐藤さんからはたくさんウォルフチャート検証を
送って頂いておりましたがありがとうございました。
ということで今週もお疲れ様でした。
ではでは^^
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