ウォルフ波動検証をメインにしたFXブログ

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ウォルフハンターFX

昨日金曜日はアメリカと中国が
互いに関税の上乗せを発動しましたが
NY株式市場はダウが続伸。
材料となったのは昨日発表の
米国雇用統計でした。
雇用者数が市場予想を上回り
足元の景気が堅調であることを
確認する一方
賃金の伸びが下振れたことで
利上げペースの加速を巡る警戒感が
後退する展開となりました。

しかし、米中の貿易摩擦に対する
懸念は根強く、引けにかけては
売り戻す動きも出ています。

ドル円相場については
円高ドル安に動きました。
雇用統計の発表直後は
ドル高に振れたものの
アメリカの金利が低下したことで
結局はドル安優勢の流れとなりました。
なお、ブラジルレアルや
メキシコペソにおいてもドル安が進行し
新興国通貨を巡る不安は
幾分後退しています。

今週の為替相場ですが
米国の重要経済指標も多く、また
米国による対中関税発動などで
大きく動くかもしれないと思っていましたが
どちらかというと微妙な値動きで終了した
といった印象です。
ドル円については、4時間足レベルで
先週の上昇切り上げラインを割り込んだものの
その後はレンジで推移し、値幅の少ない展開で
終了しました。
今週については
豪ドル、NZドル、ポンド、ユーロの
伸びが顕著でした。
4時間足でのウォルフ波動では
今週はターゲットまでは若干届かず終了
というものが多かったですが
いくつかウォルフチャートをまとめて
見てみたいと思います。
【豪ドル/米ドル】4時間足です。

【ポンド/スイスフラン】4時間足です。
※読者の佐藤さんからチャートを頂戴しています。

【ポンド/円】4時間足です。

【ポンド/米ドル】4時間足です。

来週はFRB高官の講演と
物価指標が注目されています。
昨日の雇用統計においても
インフレ圧力となる賃金の伸びが
抑制されていることが確認されました。
先日のFOMC議事録で
緩やかな利上げペースが
あらためて示唆されたこともあり
市場は物価の基調とFRBの認識を
精査する必要があります。
利上げを巡る警戒感が後退することで
株価や新興国通貨には
復調の機会となりそうです。
ドル円については現状好材料はなく
週明けも111円はまだ重い感じでしょうかね…。
ひとまず今週もお疲れ様でした。

ではでは^^

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    • まいけるむーあ
    • 2018年 7月 08日

    お初にお目にかかります。こんにちは。
    ただ今ウォルフの検証をしています。損小利大の狙いやすい、かなり優位性がありそうなテクニカルですね。
    実際youさんがウォルフを使ったトレードをした時の戦績は大体どの程度出てますか?
    戦績を聞くなど無礼も承知ですが良ければ参考程度に教えていただければ幸いです。

    • まいけるむーあさんこんにちは。
      最初の頃はラインを間違えて引いていたり
      上位足を意識しなかったりしていたので
      勝率は悪かったです。
      現在は比較的良いといった感じでしょうか。
      時間足によっては、現在でも
      途中で撤退したり損切りして仕切り直すこともあります。
      戦績はあまり意識していないのですが
      とりあえずプラスといった感じです^^

    • 坊主頭
    • 2018年 7月 09日

    こんにちは。ウォルフ波動について調べていたらこのサイトに到達しました。わかりやすくて助かります。

    以下は少し関係のない質問かもしれません。お許しください。

    使用されている方眼紙のように見えるチャートなのですが、非常に分析しやすく感じました。これはどうやれば手に入るのでしょうか?

    • 坊主頭さんこんにちは。
      方眼紙チャート^^ですが
      MT4のチャートです。MT4が使える口座を開けば使えます。国内も海外もいくつかあるのでお好きなところで使うと良いと思います。MT4の設定でプロパティからグリッドを表示させると方眼紙みたいな感じになると思います。(グリッドの線の色合いも薄くしたりなど変えられます)よろしくお願いします^^

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