30Jun

昨日金曜日のNY株式市場は
ダウ平均株価、ナスダックともに
続伸しましたが、貿易摩擦が
まだ上値を重くしている印象です。
一方、為替市場をみると
ドルが主要通貨に対して下落。
中国株が反発上昇したことで
金融市場全般にリスク回避の動きが和らぎ
ドルに対する需要が後退する動きとなりました。
円は主要通貨に対して下落し円安で展開。
ドル円は一時、110.90円程度まで
円安が進みましたが
その後はやや戻しています。
ドル円は、4時間足レベルで
調整のウォルフ波動形成を
期待してたのですが、今週月曜日を底に
一週間上げ続けて取引を終えました。
引け間際では小さなウォルフで終えましたので
ご紹介しておきます。
佐藤さんからもチャートを頂いております。
【ドル/円】5分足です。
ドル円は、来週は1時間足や4時間足で引ける
切り上げラインを下抜けするようであれば
一旦調整の場面も見られるかもしれません。
また、今週後半には
資源国通貨のトレンド転換と
ユーロとポンドのV時回復場面が見られました。
【カナダ/円】30分足です。
【ユーロ/円】1時間足です。
【ポンド/円】1時間足です。
そしてこれらの通貨ペアは
さらに上の足でウォルフ波動チャートパターンでの
推移が期待されるかもしれないので
掲載しておきます。
【カナダ/円】4時間足です。
佐藤さんからもチャートを頂いております。
【ユーロ/円】日足です。
【ポンド/円】日足です。
短期的な動きに上下はあると思いますので
参考程度に留めておいて頂ければと思います。
その他、今週は数日間ひたすら上昇・下落した
通貨ペアも多く見られるので
切り上げ・切り下げラインを引いて
割り込みからの短期トレンド転換狙いなどに
来週は期待できそうな気もします。
ファンダメンタルズ的には
為替市場の当面の注目点のひとつは
引き続き米中の貿易問題です。
来週金曜日は、中国からの輸入品
340億ドルに対する関税の発動日となり
実際に発動されるのかどうか注目されます。
また、来週は雇用統計やISM指数など
重要な指標発表が相次ぎます。
トランプ政権の通商政策に起因した
不透明感が企業活動に悪影響を与えていないかどうか
注意して見ていく必要がありそうです。
ということで来週からは
7月相場となりますね。
ひとまず今週もお疲れ様でした。
ではでは^^
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コメント
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はじめまして。
ウォルフはトレンドの天底部分でしか発生しないと思っていたのですが、そうでもないのですね。
2-4ラインは見つけるのは割と容易ですが、1-3ラインが難しいですね。特にポン円1Hの1点目は難しいです。
5点目でキレイに反転する場合と、潜りこんで反転する場合を見極めるポイントとか見つける事が出来れば恐らくとんでもない事になるんだろうなぁ、と妄想しています。
それにしても、単体で運用してもこれだけ期待値の高いテクニカル分析って他にあるんですかねぇ。
はじめまして。
基本は天底狙いが無難ですし、高勝率につながります。
あとは2−4ライン抜け確認後の押し目、戻り目狙いも安全といえます。
検証していくと本来は1−3−5ラインがキレイに揃うのがベストですが
5点目ラインを抜けてしまう場合もあり、その後、戻せばターゲットまで行くケースが多い感じです。
同時に上位足やMAなども確認することも必要ですが引き続き検証していこうと思います^^
質問させてください。USDCADの週足、日足で二つのウォルフの5点目が交わった場所でダブルトップみたいなのを形成しているんですが、これはウォルフですか?二つ見えるのは気のせいですか?
ドルカナダのどの部分かちょっと分かりづらいのですが・・・
週足では上方向ウォルフ2−4ラインを抜けたところだと思います。
現在短期で下げていますが、この先、短期下落トレンドを作ったところの反転から
押し目買いが狙えるか?とも考えているところです。(どうなるかまだ分かりませんが)
宜しくお願いします。