2Jun

昨日発表の米・雇用統計は
雇用者数が市場予想を上回ったほか
賃金上昇率も強すぎない範囲で適度に加速し
米国株式市場でも好感されました。
為替市場も、雇用統計を受けて
アメリカの金利が上昇する中
ドルが主要通貨に対してやや上昇しました。
また、イタリアの政治情勢への懸念が
緩和する中、どちらかといえば
リスク先行が強まる形となり
安全資産とされる円やスイスフランなどが
下落しました。
ドル円は円安ドル高となり
109円台半ばで推移となっています。
ということで雇用統計に向けた
【ドル/円】30分足ウォルフ波動チャートです。
ドル円については今週
108円付近をつけた後
再度108円ギリギリまで攻めて
ダブルボトムのような形を作るのでは?と
思って待ってはいたのですが
途中でウェッジを形成しての
ウォルフ波動となりました。
雇用統計でターゲットラインを
上抜けて行ったので、110円を狙うかと
思いましたが、戻ってきて今週を終えました。
そして、読者の篠原さんから頂戴していた
【ポンド/円】30分足のウォルフです。
こちらは自分も見ていて
下の赤いウォルフターゲットまで行くかと
思っていたのですが
上のラインで跳ね返り上昇。
結果、下の安値切り上げに引いた
チャネルライン(青)上限にタッチして
終了となりました。
続いて今週見ていたウォルフで
【NZドル/米ドル】1時間足です。
4点目がいくつかラインが引けるのですが
ターゲット付近で意識されて動いています。
今週のニュースで気になるところとして
保護主義色を強めている
トランプ政権の通商政策の行方がありますが
EU、カナダ、メキシコのアメリカに対する
報復措置などの懸念もありますが
中国との通商問題では
ロス商務長官がこの週末に
北京で交渉を行うこととなっており
関税の引き上げを回避する方向で
進展があるのかが注目されています。
また、昨晩再び開催が発表された
米朝首脳会談ですが
トランプ大統領は「日本や韓国、中国が
助けてくれるだろう。アメリカは多くのカネは使わない」
と述べており、経済面で日本に対して
北朝鮮を支援するよう求めてくると
思われるのが気になるというか
なんだかなあ・・・と感じます。
ということで今週もお疲れ様でした。
ではでは^^
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