26May

昨日金曜日は
石油輸出機構の加盟国や
非加盟国の産油国から
年後半にかけて原油の増産を行う可能性が高い
との見通しが伝わったことから
原油先物価格は大幅下落となりNYダウは続落。
また、アメリカが三連休に入ることから
積極的な取引は限定的となりました。
為替の方は
トランプ大統領が、前日から一転して
米朝首脳会談の開催に前向きな姿勢を示したことから
リスクを先行する動きが強まりドルが買われました。
ただ、アメリカの長期金利は大きく低下していることもあり
ドル円相場は円安ドル高に進行したものの
上値は重い展開となっています。
今週は、米朝問題、米中貿易問題
米自動車関税、イタリア政局の行方など
楽観ムードから一転、リスクオフ相場での円高と
なりましたが、米朝首脳会談についても
やる→やらない→やる・・・と2転3転している状態で
ファンダメンタルズ的には先が読みづらい状態です。
というわけで長期ウォルフ波動でドル円を見てみたいと
思います。
【ドル/円】週足ウォルフです。
ドル円週足ウォルフでは
長期的には上方向で見て取れます。
今週久々の陰線で引けましたが
②④ラインに反応しての下落となっています。
今後②④ラインを抜けるか、はたまた
①③⑤ラインを目指して下落するかをポイントにして
見ていきたいと思います。
週足は実際のトレードで実効足として使いませんが
方向性だけ確認しておければと思います。
そして【ユーロ/ドル】週足ウォルフです。
ユーロドルは①④ラインが複数引けており
ターゲットまで到達したとも言えますが
まだ上のラインがあるため
上昇余地はあると考えられます。
間もなく直近の安値を割り込むかどうか?という
ポイントまで来ているので、割り込んだら
本格的に下目線に移る市場参加者も
出てくるかと思いますので注意が必要かと思います。
こちらは【ユーロ/円】4時間足ウォルフです。
ユーロ円ですが、約1ヶ月前に
下方向ウォルフの②④ラインを抜けて
今週ようやくターゲットに髭でタッチして
ウォルフ波動完了となりました。
そして、今週も読者の佐藤さんから日々
ウォルフチャートをお送りいただいていたのですが
その中から週末の
【ドル/スイスフラン】15分足をご紹介します。
自分は、スイスフランについては
米ドルの強弱を見る事ができるので
ドルスイスだけ常時監視通貨ペアに入れています。
(その他の常時監視通貨ペアは
国の金融、政治情報が入りやすい
ドル、円、ユーロ、ポンド、豪、NZ、カナダの組み合わせのもので
一部で人気が高いリラやランドは見ていないのが現状です)
佐藤さんはドルスイスとスイス円を今週はよくチェックされていたようですが
ドルスイスは金曜日に15分足レベルで下方向ウォルフを形成し
5点目最終地点からの下落チャネルをキレイに動いてくれました。
佐藤さんありがとうございます。
今週発表されたFOMC議事要旨では
金融当局が積極的な引き締めを急いでいないことが
示唆されたため、株式相場はそれを好感する場面がありました。
一方、6月のFOMC結果公表を控える中
来週以降は5月の雇用統計などの重要な
経済指標の発表が予定されているため
景気の加速が裏付けられるようであれば
再び積極的な利上げが意識される可能性がありそうです。
そして来週もトランプ大統領の諸々の発言にも振り回される
ことがあるかもしれないので注意も必要ですね。
(といっても、事前に注意のしようもないですが^^)
ということで今週もお疲れ様でした。
ではでは^^
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