17Mar

昨日金曜日の為替市場では
良好な経済指標を受けて
ドルが主要通貨に対して上昇。
為替市場全体では
ややリスク回避的な動きとなり
円が上昇する一方で豪ドルなど
資源国通貨が下落。これは
トランプ大統領がマクマスター補佐官の
解任を計画しているとの一部報道などを受け
アメリカの政策運営に対する
不透明感が強まったためだと思われます。
ドル円については105.60円程度まで円高が進んだものの
その後は戻し、現在は106円付近で推移。
そして来週はFOMCがあります。
今回は追加利上げが行われる可能性が高く
今後の利上げペースを見極める上で
発表される政策金利の見通しは注目されます。
また、パウエルFRB新議長の元での
はじめてのFOMCとなることから声明文での
今後の政策判断の文言に変化があるのかも
注目されます。
さて、今週は4時間足レベルでも
多くのウォルフ波動が形成されていたのですが
クロス円の下落、特に豪ドル、NZドルが
一方的に下げ続けた展開となりました。
(ちょっと一方的すぎて逆に疲れる相場展開だと感じました)
同じような形で分かりやすいチャートを見てみたいと思います。
【ユーロ/円】4時間足です。
【豪ドル/円】4時間足です。
【NZ/円】4時間足です。
【ポンド/円】4時間足です。
ポンド円については、読者のクウさんから
チャートを送っていただいていたのですが
ポンド円だけ出遅れ感がありますので
来週以降の動きは要チェックです。
続いて【NZ/ドル】4時間足です。
【豪ドル/ドル】4時間足です。
この豪ドル/ドルなのですが
ずいぶん前に読者の佐藤さんから
「下落チャネル内でのエリオット3波目で下落?」と連絡を受けていて
自分もそう思っていたのですが、チャネルを上抜けしてしまいました。
そのタイミングで、今度は「上向きのウォルフを形成しているのでは?」と
読者の柳沢さんと50人さんから連絡を頂戴しました。
そしてそのウォルフが良い形だったので
これは下落を裏切って上方向か?と
見ていたのですが、そのチャートをご覧下さい。
【豪ドル/ドル】4時間足その2です。
形も良く、②④ラインもキレイに抜けていたのですが
小さな逆向きウォルフを形成した後
今週の一方的な下落に巻き込まれて
②④ラインを下に割り込んでしまいました。
再度②④ラインを上抜けるか?または
最初のエリオット3波目の下落波として下落トレンドとなるのか?
を注視していきたいと思います。
今回紹介したウォルフチャートは、ポンド円以外ターゲット到達で
しかも押し目らしい押し目なく下落したこともあり
来週は一旦大きめの調整上昇波を作りそうですが
その場合の転換をチェックしたいところではあります。
ということで今週もお疲れ様でした。
ではでは^^
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