16Mar

ニュートンの物理学の法則を利用して構築されたウォルフ波動。
今回は、その理論がはじめて公にされた
アメリカの書籍「Street Smarts」(Linda Bradford Raschke / Laurence A.Connors)
から、ウォルフ波動の解説をまとめたいと思います。
図は、S&P500(アメリカ株価指数)のラインチャートです。
1️⃣〜5️⃣までの各転換ポイントに注目してみてください。
1、2️⃣は天井である
2、3️⃣は最初の下落で付けた底である
3、1️⃣は2️⃣(天井)の前の底である。3️⃣は1️⃣の底よりも安くならなければならない
4、4️⃣は3️⃣の次ぎに来る天井である。4️⃣は1️⃣の底よりも高くなければならない。
5、トレンドラインを1️⃣から3️⃣へ引くことができる。
このトレンドラインの延長は第5波と呼ばれる反転ポイントでここが仕掛けるポイント。
価格は1️⃣から4️⃣へ引かれるラインに到達することを目指す。6、そして1️⃣から4️⃣へ引かれるトレンドライン上が目標価格となる。
(損切りは反転した5️⃣のすぐ下付近に置く)
【注意点】
・1️⃣2️⃣3️⃣と4️⃣が構成されないとウォルフ波動を探し始めることができない。
・買いのシグナルの場合は、3️⃣は1️⃣よりも安くなければならない。
・売りのシグナルの場合は、3️⃣は1️⃣よりも高くなければならない。
・4️⃣は買いのシグナルの場合は1️⃣よりも高くなければならない。
・4️⃣は売りのシグナルの場合は1️⃣よりも安くなければならない。
これがはじめて公開されたウォルフ波動の理論となります。
ちなみに図に補足で記載しましたが
前回振り子を用いて説明したように
4️⃣点目が基軸となって、1️⃣から4️⃣と、4️⃣からウォルフターゲットまでは
同じ力が働いて、ほぼ同じ距離になることが予想されます。
そうして4️⃣を起点にバランスを取るということです。
ですから、ウォルフというのは、この4️⃣点目が中心となって構成されるということになります。
4️⃣点目は重要!ということを頭に入れておいて頂ければと思います。
初心者の方には文章ベースだと少し分かりづらいかもしれませんよね…。
何点目がどうのこうのって、最初は自分も頭に入りませんでした。
ということで
次回は、自分なりにまとめ直したウォルフ波動理論についてお話をしたいと思います。
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