26Apr

4月26日ドル円予想レンジです。
111.00円〜112.00円 (三菱UFJ信託銀行NY)
昨日はNY時間に入り
軟調な企業決算が嫌気され
ダウ工業株が軟調に推移する中
ドル売り優勢の展開となり
ドル円は111.37円まで下落。
本日はアメリカの第1四半期GDPが
発表されるが
好調な個人消費の伸びや
貿易赤字の縮小などを背景に
アトランタ連銀による
GDPナウも上昇しており
結果は上振れ方向と予想されている。
こうした好調な米経済指標は
米金利及び米株の上昇要因となり
足元の堅調なドル円にとって
好材料となる。
すでに言われているように
大型連休中に
本邦市場参加者の不在を狙って
海外勢による投機的な
円買いが仕掛けられる可能性は否定できない。
円の保有ポジションを見ると
今年1月3日に起きた
フラッシュクラッシュの際と
ほぼ同水準まで値がついており
相場の流動性が大きく低下する中
暴落することもあり注意が必要となりそう。
ただしフラッシュクラッシュの特徴として
ロスカットが一巡すると
急速に値を戻すので
仮に連休中に円高が進行しても
年始同様買い戻しの圧力が強まり
再び円安ドル高の流れに戻る可能性は高い。
来週には中国PMIや米雇用統計など
重要経済指標も控えているが
足元のセンチメント改善傾向が
維持できることが予想されており
仮に米中経済への楽観的な見方が強まれば
株高金利上昇に伴うドル高円安方向への圧力が
引き続きかかる可能性が高いと考えられる。
<<本日の重要経済指標>>
21:30 アメリカ・実質GDP(速報値) 第1四半期

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