25Apr

4月25日ドル円予想レンジです。
111.70円〜112.50円 (シティグループ証券)
昨日のドル円相場は
ドル高の動きで推移していたが
本日については
日銀決定会合が控えているが
これはサプライズはないと思われる。
むしろ注目は日本の個人投資家の動向で
昨日24日が連休中の
11日間にスワップポイントをつける
FX業者が多かった。
本日25日の午前6時前後が
確定の時間と言われているため
その後に円の買い戻しが
発生しないか注意をしたいところ。
今年の年初にドル円が
瞬間的に105円台を割り込む急落となる
フラッシュクラッシュが起きたが
近年他のマーケットでも
こういった動きが発生している。
年初の動きに関しては
流動性が低い中で日本の個人投資家
特にFXトレーダーが抱えていた
円売りポジションの持ち高調整が
ひとつの要因だったと言われている。
最近ヘッジファンドなど海外勢も
日本の投資家のポジション動向に
関心を持っている。
金融先物取引協会の統計を見ると
確かに昨年12月末にかけて
個人投資家の円売りポジションが
急速に膨らみ、年初にフラッシュクラッシュの
一因になったことが伺える。
ただその後は減少傾向で
3月にやや膨らんでいるが
昨年の年末に比べれば
円売りポジションは少ない状況。
4月の公式統計はないが
市場での売買動向からみても
足元で円売りが極端に
増えているということはなさそうで
年初に比べてみると
フラッシュクラッシュのリスクは
少ないと見られる。
最近日本の個人投資家を中心に
リスク資産投資を手控えてきた印象が強く
連休明けはそれが再開されて
リスク選好回復に伴う
ドル高円安が進みやすくなると考えられる。
<<本日の重要経済指標>>
21:30 アメリカ・耐久財受注(速報値) 03月

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