12Apr

4月12日ドル円予想レンジです。
111.30円〜112.10円 (三井住友信託銀行NY)
昨日のドル円相場は
ブレグジット延期が決定されたが
動きは限定的で
その後NY時間に発表された
新規失業保健申請者数が
歴史的な低水準になったことを受けて
ドル円は上昇する展開となった。
本日は今週の多くのイベントを消化したことで
実需のドル買いも出やすいとされ
ドル円は短期的にはもう一段の上昇も
見込めるかもしれない。
今年のゴールデンウィークは10連休だが
ドル円にとっては必ずしも
良いことばかりではない。
日本の市場参加者の多くも休みに入り
取引が減り膠着感が強まる可能性がある。
しかし一方で方向感が出始めると
値が飛ぶリスクも高まる。
ドル円相場と1ヶ月の
市場織り込み予想変動率を見ると
この織り込みが低下している局面では
ドル円はあまり動かないと市場は想定している。
しかし裏を返せばサプライズが起こったとき
例えば年初の3ヶ日にドル円が急落したとき
織り込み修正のためにドル円に大きな動きを
もたらした。そして今回の
ゴールデンウィークに向けた織り込みも
似たような傾向が見られる。
サプライズになり得るであろう
ゴールデンウィーク中のイベントとして
30日(火)中国製造業・非製造業PMI
1日(水)アメリカFOMC
2日(木)ドイツ製造業PMI
3日(金)アメリカ雇用統計
6日(月)中国サービス業PMI
などがある。
通常でも大きな影響力がある
アメリカFOMCや雇用統計もある。
これらの結果でサプライズが出た場合
休み明けの市場は
別世界となっていることもあるため
注意が必要となりそう。
<<本日の重要経済指標>>
23:00 アメリカ・ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値) 04月

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