2Apr

4月2日ドル円予想レンジです。
111.00円〜111.80円 (ソニーフィナンシャル)
昨日発表のアメリカISM指数は
良好な結果で
ドル円も株価が堅調な中
リスクオンで円安となり
上昇基調となった。
本日もアジア時間は
リスクオンの地合が続くと思われ
ドル円は底堅く推移しそう。
ドル円は
FOMC後一時109円台をつける
動きを見せたが
現状アメリカの株価が上昇したことが
ドル円相場を支える動きとなっている。
S&P500と円の名目実効レートを見ると
逆相関の動きが見られる。
昨年末の株安の時は
リスクオフで円高となり
そして年初から
FRBがハト派に傾いてから
株価が上昇し円安へと傾いている。
アメリカの金利が上昇しにくい中
大幅なドル高は期待しづらいが
市場心理が改善していけば
じわじわと円安圧力が強まる流れに
なると思われる。
今回はFOMCが
予想以上にハト派に傾きすぎたことで
結果金融政策に対する
不透明感が増した面があり
パウエル議長の記者会見でも
次のアクションは
利上げなのか利下げなのかに
質問が集中していたが
まだ方向性は示されていない。
こうした中アメリカの経済指標で
弱いものが出てきて
アメリカの景気後退と利下げが
意識されはじめると
さすがにドル安円高になりやすい。
しかし昨日のISMや
今週発表の雇用統計などで
アメリカの経済の堅調性が示されれば
景気後退の先送りを市場が好感し
リスクオンの地合で市場心理が改善し
ドル円もじわじわと上昇していく流れとなりそう。
<<本日の重要経済指標>>
21:30 アメリカ・耐久財受注(速報値)

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コメント
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こんにちは。
ウォルフ波動は個別株の取引にも当てはまるのでしょうか?
当てはまるとするとvolatilityの低いfxよりも銘柄数がかなり多い個別株のほうが利益が出せるのではないのでしょうか?
よろしくお願いします。
こんにちは。
ご質問ありがとうございます。
ウォルフ波動は株チャートにもあてはまりますし
個別株チャートでやられている方もいます。
もともと提唱したウォルフさんも
S&P500でやっていたそうです。
宜しくお願いいたします。