29Mar

3月29日ドル円予想レンジです。
110.00円〜111.00円 (三菱UFJ銀行NY)
昨日NY市場でのドル円は
米金利の下げどまりと
底堅い株価を受けて
110円台後半まで上昇したが
月末を前に動意に乏しく
その後は110円台半ばで
小動きとなった、
本日はイギリス議会での
ブレグジットの行方や
週明けの日銀短観を前に
様子見ムードも強く
ドル円は110円半ばを挟んで
小動きな値動きが予想される。
今年に入り2回FOMCが
開催されているが
1月の会合がハト派となり
利上げ停止の憶測が広がったことで
直後はドルが急落した。
しかし他国の中央銀行も
ハト派で追随したことや
情勢が不安定となった
エマージング諸国への
懸念などもあって
利上げ継続に備えて
債券の持ち高を
縮小していた先からの
買い戻しが出回り金利が低下。
これを好感して
株価が上昇したこともあり
ドル高となった。
そして先週のFOMCもハト派的と
捉えられドルが下落。
会合直後はやはりドル売りとなったが
その後はドルが買い戻される
展開となっている。
ブレグジットやエマージング諸国の状況
米中通商協議への行方にも
進展が見られない。
さらに市場では早ければ
年末には利下げか?との
見立ても出ており
足元の米債買い需要は
一段と高まっている。
このように相場環境は
年初と類似していると言える。
日米金利差縮小観測などから
円買い需要はあると思われるが
株価が値崩れしない限りドル円は底堅く
結果として当面
ドル円は狭いレンジ帯になると
予想される。
<<本日の重要経済指標>>
21:30 アメリカ・PCEデフレータ
23:00 アメリカ・新築住宅販売件数

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