28Mar

3月28日ドル円予想レンジです。
110.00円〜110.90円 (FPG証券)
今朝ほどイギリス議会で
離脱合意案が可決されれば
メイ首相が辞任の意向と発表され
目先は投票結果待ちだが
米中通商交渉での
閣僚級会議がはじまるため
こちらも注意が必要となり
本日のドル円相場は
方向感が出にくい展開で
110円台でのもみ合いが想定される。
ドル円とアメリカ10年債利回りの
年初からの動きを見ると相関関係が弱く
金利が低下しているにもかかわらず
ドル円相場は上昇している。
ドル金利先高感が後退して
アメリカの長期金利が低下していることで
ドル円の上値は重いが
アメリカの株価が底堅く推移する限りは
なかなかドル円相場は下落しにくい。
逆にユーロ円とドル円相場を見てみると
連動性が高くなっている。
これは円が上がるか下がるかで動いており
金利でなく株価でリスクオン/オフとなり
円相場主導で相場が左右されていることになる。
今後もリスクオン/オフに
左右される展開が続くかについては
リスクオンについては政策期待が不安定で
景気低迷で盛り上がりに欠いていることから
なかなかリスクオンになりにくい。
一方で金融政策が柔軟になっているため
リスクオフも防がれている。
当面はリスクオン/オフでぶれることはあるが
ドル円は109円〜112円のレンジから
大きく外れることはないと考えられる。
<<本日の重要経済指標>>
21:30 アメリカ・実質GDP(確報値)
23:00 アメリカ・中古住宅販売成約指数

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