26Mar

3月26日ドル円予想レンジです。
109.70円〜110.50円 (JPモルガン・C銀行)
昨日の欧米市場では
アメリカの長期金利が低下し
ドル円の上値も重くなったが
109円台では底堅い動きを見せている。
本日は4名のFRB高官の発言が
予定されているが、その発言が
アメリカの金融政策見通しに与える
影響が注目される。
その金融政策に対する見通しだが
FF金利先物が織り込む来年末までの
政策金利変更回数は
先週金曜日の段階では
2回の利下げを織り込んでいた。
これは少し悲観的な織り込みだが
3回の利下げ織込みだと109円
1回程度の利下げ織込みだと111円と
なっているため
それほど為替市場はパニックには
なっていないことが伺える。
しかし、長短金利の逆イールドが発生し
景気後退が危惧されはじめたことから
円高懸念の声が出始めている。
前回は2006年7月から
逆イールドになっているが
実は逆イールドになってから
ドル円は12%程度上昇し
株価も30%程度上昇している。
その後2007年12月から
景気後退になっている。
このことから
先行き景気後退になるかもしれないので
円高だという発想は出てくるが
逆イールドになって
すぐになるというわけでもないため
円買いのタイミングはまだ早いとも言える。
<<本日の重要経済指標>>
23:00 アメリカ・コンファレンスボード消費者信頼感指数

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