12Mar

3月12日ドル円予想レンジです。
110.80円〜111.60円 (ソニーフィナンシャル)
昨日発表の
アメリカ小売売上高の数字は良好で
ドル円も少し持ち直したものの
市場の注目は来週のFOMCに移っており
今週はFOMC待ちで様子見の
レンジ相場が続きそう。
先週の雇用統計が
市場の予想を大幅に下回ったことや
FRBのブレナード理事が
中立派の立場からハト派発言を行うなど
来週のFOMCではかなり
ハト派的なメッセージが出ることが
市場では期待されている。
FOMCではドットチャートが
引き下げられるかどうかが注目される。
19年の利上げ回数は
中立派といわれる5人のうち3人が引き下げないと
2回が1回にはならない。
これが1回になると市場の期待に応える形で
株式市場は堅調になり
リスクオンであれば円はじわっと下がる。
また、現状の中立金利2.75%が
2.5%にが引き下げられると
これ以上の利上げは必要ない
というメッセージを送ることができる。
その他、バランスシート縮小の年内終了
物価目標の考え方の見直しを公表する可能性がある。
いずれにしても
このようなハト派的メッセージを出すことによって
市場が混乱しないように配慮すると思われるが
こうなるとアメリカの金利が
上がりにくいということになるので
ドル円で見たときには
ドルが大幅上昇することは期待しずらい。
しかし、リスクオンの地合になりやすいため
円はじわりと安くなり
緩やかなドル高円安基調が続く可能性がある。
<<本日の重要経済指標>>
21:30 アメリカ・消費者物価指数

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