4Mar

3月4日ドル円予想レンジです。
111.50円〜112.50円 (みずほ証券)
先週末は、発表された
アメリカの経済指標が
いずれも良い数字ではなかったが
米中の摩擦緩和期待などから
米株・米金利が上昇する中
ドル円も12月以来の
112円台をつけ
111.90円付近で取引を終えている。
週明けとなる本日は
材料に乏しい中
小動きな動きが想定される。
短期トレンドは上向きだが
約2ヶ月半ぶりの高値圏であるだけに
ドル円の上値も重いと考えられる。
明日から中国では
全国人民代表大会が行われる。
ここでは、成長や内需、金融政策の方向性を示す
GDP、財政収支、小売売上高
通貨供給量増加率など
数々の重要方針が示されることから
今年の中国経済だけではなく
世界経済を占う上で重要となる。
基本的には減速傾向がみられる中国経済に対して
テコ入れ姿勢を全面に打ち出してくると予想され
仮にそのような結果となれば
中国経済減速リスク後退とともに
リスクオンの円安圧力につながり
ドル円一段高の原動力になると考えられる。
その場合は、一気に113円は難しいと思われるが
112円台をしっかり固めるような
動きになるのではと思われる。

関連記事
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。