19Feb

2月19日ドル円予想レンジです。
110.30円〜111.10円 (ソニーフィナンシャル)
昨日のドル円相場は
アメリカ市場が休みで
小動きとなったが
本日も明日FOMC議事要旨が
出てくることで
それを睨んだ小動きな展開が続きそう。
アメリカの政府機関が再開され
IMM投機筋ポジションがようやく
見られるようになったが
投機筋の円の売り越しが
年末から年初にかけての円高で
かなり円ショートが減っている状況となっている。
このことからポジション調整だけで
一気に105円台まで円高に行くような
大幅な円高は可能性が
低くなってきていると言える。
現在、米中通商協議が進行中だが
貿易不均衡問題と
知的財産権の保護が
主要テーマで同時並走している。
これが今の段階では
延期するという話が出て来ているが
どのような形の延期になるかによって
ドル円相場のシナリオが
変わってくる可能性がある。
ひとつ目が
貿易問題だけ合意して
知財が60日延期だと
知的財産権の問題も後で合意を目指す
ということで比較的ポジティブに捉えられ
円安・ドル高になると考えられる。
二つ目が
貿易問題が合意して
知財は期限無しの延期だと
為替は横ばいかややネガティブで
円高方向だと考えられる。
三つ目が
貿易問題が60日間延期
知財も60日間延期だと
協議が単に難航しているとされ
円高・ドル安に進むと考えられる。
ただ、現在覚え書きを用意しているという
報道も出ているため
現状ではひとつ目の可能性が高く
終ってみればドル円は
徐々に111円を超えていく
可能性も出てきていると思われる、
<<本日の重要経済指標>>
18:30 英国・雇用統計
18:30 英国・ILO失業率
19:00 ドイツ・ZEW景況感指数

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