14Feb

2月14日ドル円予想レンジです。
110.50円〜111.50円 (シティ・グループ証券)
昨日はアジア時間から
中国株が反発するなど
リスクオンの地合になり
NY時間も
米株・金利がじわり上昇する中
全体的な米ドル高となり
ドル円は111円を試す展開となった。
本日も昨日までの流れが
大きく変わることはないと思われるが
米中貿易協議が北京で行われており
訪中しているUSTRのライトハイザー代表が
一般的に思われている以上に強硬姿勢だと
言われているため
一時的なドル円の反落リスクには
警戒が必要かもしれない。
ここのところ
ポンドが売られているが
昨年末からポンドは
対ドル、対ユーロで反発し
市場でのブレグジット警戒感は
後退する兆しがあった。
しかし1月29日に
イギリス議会が離脱合意案の修正を求める
議員提案を可決したあたりから
再び売られはじめている。
EU側は再協議を拒否しているが
オプションマーケットでも
ブレグジットリスクの織り込みが
再び強まってきている。
ユーロポンドのリスクリバーサル
(通貨オプション市場における
ポンド高のリスクとポンド安のリスクが
相対的にどの程度織り込まれているか
を示している)では
議員提案が可決されたあたりから
ポンド安の織り込みが再燃して
最近では昨年11月頃の水準を超えて
ポンド安リスクが織り込まれた格好になっている。
月末までにメイ首相とEUユンケル委員長が
再び会談する予定だが
それまでにどの程度の
譲歩を引き出せるかが注目となる。
リスク選好の回復でドル高円安が進んでいるが
そこで進展がないようだと
再びブレグジットリスクが警戒される中で
リスク選好が悪化し
ドル円の反落リスクが出てくるため
イギリスの動向にも注目していきたいところ。
<<本日の重要経済指標>>
22:30 アメリカ・小売売上高
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