22Jan

1月22日ドル円予想レンジです。
109.10円〜110.00円 (三菱UFJMS証券)
昨日のドル円相場は
米国市場が祝日のため
狭い値幅で方向感のない
レンジ取引だった。
本日も日米両国で注目材料に乏しく
米中貿易協議の進展期待と
アメリカ政府機関閉鎖の
長期化懸念が拮抗して
方向感の出にくい
綱引き相場になりそう。
今週から来週にかけて
日銀会合とFOMCが
相次いで開催される。
今週の日銀会合では
物価見通しのさらなる
下方修正が見込まれており
現在実施している短期マイナス
長期ほぼ0%の超低金利政策は
今年10月の消費増税後の
不透明感が晴れるまで長期化しそう。
一方、来週のアメリカFOMCは
金利据え置きがほぼ確実視されており
昨年実施された関税引き上げや
現在も続いている
政府機関閉鎖の影響を見極めるため
少なくとも今年の前半は利上げをせずに
様子見モードとなりそう。
結果的にこの先しばらくの間は
日米両国の間で
金利がほとんど動かなくなると考えられる。
主な先進国の国債利回りをみても
日本は最低水準で底バイ
米国は最高水準で高止まりで推移しそう。
為替を決める最も重要な要素である
日本とアメリカの金利差が動かなくなる中で
ドル円相場も動きにくくなると思われる。
よって当面は
極端な円高もドル高も進まなくなり
ドル円相場は概ね横バイで
一進一退の展開になると予想される。
<<本日の重要経済指標>>
18:30 英国・雇用統計
19:00 ドイツ・ZEW景況感指数
24:00 アメリカ・中古住宅販売件数
関連記事
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。