21Jan

1月21日ドル円予想レンジです。
109.20円〜110.00円 (三菱UFJ信託銀行)
先週末は米国時間に
ドル買いが優勢となり
ドル円も109円台後半まで
上昇していった。
本日は米国が休場
また今週に
日銀金融政策決定会合と
ECB理事会を控えていることから
基本的には動意薄だと思われる。
日本時間午前発表の
中国のGDP鉱工業生産は
リスク要因とみられるが
生産活動の停滞は
ある程度見込まれており
リスクオフに振れた場合でも
反応は限定的となりそう。
足元、各市場とも
年始の急激な変動から
いったん落ち着きを見せているが
為替市場での安定要因として
対外投資による
円売りの動きが注目される。
海外証券投資について
中長期投資額をみると
円高ドル安が進んだ1月11日週に
約2兆2千億円の買い越しとなっている。
昨年のドル円平均は110円半ばで
ドルを割安とみた機関投資家が動きを強め
円売りドル買いを支えた側面があると
考えられる。
また、昨年2018年には約17兆円の
対外直接投資案件がアナウンスされている。
すべてが円売りにつながるわけではないが
円高のタイミングで外貨を買う動きもある程度
ドルの下値を支えたとみられる。
今後、2月3月に向けて
不透明要因もまだ残っているが
リスクオフで円買いに傾いた場合でも
こうした円売りの動きが緩衝剤になると考えられる。
<<本日の重要経済指標>>
11:00 中国・実質GDP
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