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ウォルフハンターFX

12月18日ドル円予想レンジです。

112.20円〜113.10円 (三菱UFJ銀行)

昨日は、先週金曜日の
ユーロ圏や中国の経済指標が
弱かったことに続いて
アメリカでも指標が下回ったので
グローバルな景気のスローダウンへの警戒から
株安、債券利回り低下、そして
為替ではリスク回避の円高となった。

本日のドル円相場は
基本的にはFOMCを控えているので
小動きだと思われるが
10月頭の114.55円の高値から
少しずつ上値を切り下げてきていることもあり
どちらかというと円高方向の
リスクが高いと思われる。

パウエルFRB議長が
現在の政策金利に関して
中立金利までかなり距離があると発言した10月と
慎重な言い方に変化した11月を比べると
・原油価格の急落
・インフレ期待低下
・長短金利差縮小
・株安、ドル高
となっており、利上げに対する逆風が強くなった。
これらは足元でも続いており
明日のFOMCでは9月に示された
政策金利見通しからかなり
下方修正されると考えられる。

特に利上げの天井ともされる
長期均衡金利は前回3%だったが
今回は引き下げられると思われ
長期金利には低下圧力が加わりそう。
一方、今回利上げは行われると想定され
2019年の利上げ回数に関して
すでに1回未満と見ている市場ほどには
FOMCは弱気にはならないと考えられる。
その場合、2年債あたりの利回りは若干上昇する
可能性があり、その結果
長短金利差は縮小する可能性はある。

そうなると
ドルは年内は底堅さを維持すると思われるが
年明け以降は一転して
ドル安円高に警戒が必要だと考えられる。
ドル円相場は過去3年間
第四半期のピークから
年明けの第一四半期にかけて
平均すると10円60銭のドル安円高が進んでいる。
これは、年末までのドル買い一服と
年度末までの円買い需要が影響していると思われる。
特に今回は、日米の通商協議が始まるが
アメリカが自動車の関税引き上げや
数量削減といったものを交渉材料に
強気な姿勢を維持すると想定され
これが重しとなって
特にドル安円高に警戒が必要だと思われる。

<<本日の重要経済指標>>
ドイツ・Ifo景況感指数

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