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ウォルフハンターFX

12月4日ドル円予想レンジです。

113.10円〜114.10円 (ソニーフィナンシャル)

昨日のドル円相場は
週末の米中首脳会談で
追加関税90日延長
といった内容を受けて
一旦はドル高円安で
リスクオンとなったが
90日の間にどうなるかという
不透明感も非常に強く
上値が重く、上げ幅縮小となった。
本日はNY連銀総裁の会見が
予定されており
足元米中首脳会談が終ったことで
市場の関心もFOMCに移ってきているため
その内容を伺う意味でも
発言内容は注目となりそう。

米中貿易戦争は
90日間一時休戦といった形だが
これが新興国通貨高の押し上げ要因に
なる可能性がある。
中国を最大貿易相手国にする
新興国は非常に多い。
現状中国の景況感が一段と悪化するリスクは
少し後ろに倒れたという印象で
これはプラス材料として働く。
また、足元でアメリカの利上げペースの鈍化や
早期の利上げ終了観測が広がっており
これを受けたドル安というのは
相対的に新興国通貨が買われやすく
株高・リスクオンも新興国通貨高要因になる。

しかし、新興国には個別の事情もある。
メキシコは新大統領誕生による
政治リスクが意識されていたり
ブラジルは右派の新大統領就任による不安
ロシアはウクライナ攻撃による追加制裁懸念
などのリスク要因がある。
また原油価格の下落も下押し要因になると
考えられる。
逆にトルコリラ・南アランドは
原油輸入国であるため
原油安が追い風になっているほか
他新興国に比べて足元では悪材料も少ないため
上昇傾向にある。
個別事情も考えながら
90日の猶予期間の新興国通貨の動きにも
注目しておきたいところ。

<<本日の重要経済指標>>
12:30 豪・中銀政策金利

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