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ウォルフハンターFX

11月29日ドル円予想レンジです。

113.00円〜114.00円 (シティグループ証券)

昨日のNY市場は
パウエルFRB議長の
ハト派的な講演内容を受けて
米株高などリスク選好が回復する
動きとなったが
ドルは全面的に反落した。
本日はFOMC議事録などの発表を
控えているが
週末には米中首脳会談もあり
相場としては動きにくくなると
考えられる。

ムーディーズのBaa格社債スプレッド
(アメリカ国債に対する社債の上乗せ金利)
を見ると
現在1.9%台まで拡大してきているが
2015年の例によると、2%を超えてくると
世界的にも株価が下がるなど
リスク回避嗜好が明確になってくる。
そいうった場合には
タイムラグはあっても
円高になる傾向が多い。

なぜ上乗せ金利が拡大していくかというと
最近の株安など世界経済に悲観的な見方が
強まっていることが最大の理由だと思われるが
もうひとつは最近の原油安だと思われる。
前回スプレッドが急拡大した
2015年もそうだったが
原油安に伴ってアメリカのシェール企業の
信用リスクが警戒されるようになってくると
スプレッド拡大の動きが出てくると思われる。
現在のところはリスク回避的な
円高の動きが強まる動きはまだ出ていないが
原油先物価格が50ドル割れ目前となっているため
全体環境はあまり楽観できないと考えられる。

ドル円は昨年春からの抵抗線である
114円台が頭上に迫っているため
原油底入れが明確になるまでは
ドル円頭打ちとなる可能性を警戒したいところ。

<<本日の重要経済指標>>
22:30 アメリカ・PCEデフレータ
24:00 アメリカ・中古住宅販売成約指数
26:00 アメリカ・FOMC議事録

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