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11月28日ドル円見通し

11月28日ドル円予想レンジです。

113.50円〜114.20円 (ニッセイアセットマネジメント)

昨日のドル円は
FRBの副議長が
斬新的な利上げが適切という
認識を示したことや
欧州への自動車関税付加に関する
観測報道を受けて
113円台後半まで上昇した。
本日はパウエルFRB議長の講演や
週末に予定されている
米中首脳会談を前に
動きにくい展開が予想される。

米中首脳会談については
完全合意には程遠いものの
協議を継続するフレームワークを
確認して、交渉期間中は
追加関税の一時棚上げなどで
合意する可能性は捨てきれない。
関税引き上げ合戦の悪影響で
IT企業を中心にアメリカ株が下落している。
一方で景気刺激策への期待から
中国株が持ち直している。
これまではアメリカ株高、中国株安を背景に
アメリカによる対中強硬姿勢が可能だったが
足元では状況が変わってきている。
トランプ政権の生命線である
株価の一段安を招く恐れのある追加関税は
一旦棚上げされても不思議ではない。
加えて、米中首脳交渉の決裂というのは
世界全体の総輸出量の失速が本格化して
米国景気を牽引してきたアメリカの製造業が
変調をきたすリスクもある。
トランプ政権にとっても
これは本意ではないと考えられる。
仮に追加関税が一時棚上げとなった場合でも
発動済みの関税が完全に撤廃されるわけではなく
企業の供給網の混乱やコストアップなど
企業業績への不安は拭いきれないため
ドル円の上昇余地は限定的だと思われる。
企業業績や米国景気への不安から
アメリカの来年以降の利上げ期待を反映する
1年先の1ヶ月短期フォワード金利は
FRBの想定する中立金利の3%を下回っている。
ドル円が節目の115円を超えて上昇するには
1年先の1ヶ月短期フォワード金利が
少なくとも中立金利を上回る水準まで
上昇することが必要で
現状では力不足だと見られる。

<<本日の重要経済指標>>
22:30 アメリカ・実質GDP(改定値)
24:00 アメリカ・新築住宅販売件数

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