15Nov

11月15日ドル円予想レンジです。
113.10円〜113.90円 (ニッセイアセットマネジメント)
昨日のドル円相場は
米国市場での株安・金利低下につれて
一時113円台前半をつけた。
本日もこの流れを引き継ぎ
ドルの上値が重い展開が予想される。
足元のドル高要因として大きいのが
人民元安だと考えられる。
ドル人民元とドル円は
ドル高推移となっている。
ドル人民元は
米中貿易戦争が収束しない限り
基本的にはドル高圧力が
かかり続ける構図が続くと
考えられ、引き続きドル円への
ドル高圧力となりそう。
ただし
ドル円が節目の115円を超えるには
アメリカの長短金利差の拡大が
必要だと考えられる。
年初からのアメリカの長短金利差と
ドル円の関係を見ると
長短金利差の拡大局面でドル高
一方で縮小局面でドル安になる
おおまかな傾向が見て取れる。
現状では長短金利差が
縮小傾向にあり
ドル高が加速するには力不足
だと思われる。
長短金利差とアメリカ株価の
推移を見ると
長短金利差がマイナス化すると
その後時間を置いて景気後退に
至っている。
株価は景気後退を
1年半程度前倒しで織り込んで
ピークアウトする傾向がある。
その場合リスクオフの円高が
本格化する可能性が視野に入る。
この先、長短金利差が
マイナス域に向かって
縮小し続けた場合
アメリカ景気後退懸念が
一段と強まりやすく
ドル円の115円超えは
ハードルが高くなると思われる。
<<本日の重要経済指標>>
22:30 アメリカ・小売売上高
22:30 アメリカ・フィラデルフィア連銀景況指数
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