14Nov

11月14日ドル円予想レンジです。
113.30円〜114.20円 (ソシエテ・G銀行)
昨日はブレグジット交渉で
少し前進があったということで
ポンドが買われた。
ただ、ドル円は手がかりが不足して
レンジ相場という展開に。
本日も材料が不足しているため
レンジ相場が継続すると予想される。
現在、ユーロ相場が
大事な分岐点に立っている。
ユーロドルの
200週移動平均線を見ると
2011年、2014年に
移動平均線を下回ったとき
ユーロが大きく下落する
大相場になっている。
これを踏まえて、現在
ユーロドル1.13が
移動平均線の位置となるが
今週になって1.12に下落している。
そうなると、この先の1.10、1.05
といった水準も射程圏内に
入ることになる。
ユーロについては
欧州の景況感に注意すべきところ。
本日はドイツのGDP速報値が控えているが
この数字が予想よりも悪い数字になると
来週のECB理事会での
経済見通しの下方修正や
ホワイトガイダンスの微修正
などの思惑が高まる。
また、投機筋の
ユーロ先物の建玉を見ても
来年夏以降の利上げを期待した
ユーロの買い越しのポジションがあったが
縮小されて逆転している状況となっており
こうした動きが加速する可能性があるため
注意が必要となりそう。
ドル円については中立で
動きは少ないとは思われるが
注意すべきはユーロ円の動き。
短期的なスパンで見ても
ユーロドルの下落に連れて
125円の大台を割れる可能性も
視野に入れる必要があるかもしれない。
<<本日の重要経済指標>>
18:30 英国・消費者物価指数
22:30 アメリカ・消費者物価指数
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