8Nov

11月8日ドル円予想レンジです。
112.50円〜114.00円 (野村証券)
昨日のNY市場は
アメリカの中間選挙で
下院のみで民主党が奪還。
予想通りの結果でリスクオンとなり
豪ドルやユーロが買われる展開に。
ドル円は東京時間には
乱高下が見られたが
結局落ち着いて推移している。
ドル円が堅調な背景としては
共和党が惨敗はしなかったことだと
考えられる。もし負けすぎていると
トランプ大統領が、ドル高のせいであると
為替への口先介入をする恐れもあった。
年末までのシナリオとしては
どちらかというと
リスクオンの為替相場が
続くのではないかと考えられる。
この先
為替市場にとって注目されるのは
通商政策となるが
議会が「ねじれ」であっても
通商政策は大統領がリードしていくと
思われる。
その方向性として当面の焦点は
11月末頃に予定されている
アメリカと中国の首脳会談。
おそらく交渉を開始するという
宣言とともに
関税率の引き上げについては
当面凍結という姿勢が打ち出されるを
市場は期待していると思われる。
そうなると11月はどちらかというと
リスクオンになりやすく
株高円安に傾きそう。
12月になると
グローバルに経済指標が持ち直すと思われ
アメリカの金利が上がり
全般的にドルを牽引して
ドル円は115円を目指すものと考えられる。
年末は例年ドル高円安に進みやすいが
例えば、アベノミクス期待、FRB緩和縮小
日銀追加緩和、トランプラリーなど
しっかりとした理由があった。
今年に関して言うと
米中の緊張緩和がテーマになるのではと
考えられるが
もちろん期待が裏切られれば
円高リスクもあるため一定の注意も必要。
<<本日の重要経済指標>>
28:00 アメリカ・FRB政策金利(FOMC)
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