31Oct

10月31日ドル円予想レンジです。
112.40円〜113.30円 (三菱UFJ銀行)
昨日のNY市場は
株式相場の反発につれて
ドル円相場も10月10日以来の
113円台を回復して戻ってきた。
本日のドル円は戻り高値を試すと
見られるが、やはり久しぶりの
113円台ということもあり
戻り売りにも押されそう。
週末の雇用統計や
中間選挙も控えているため
徐々に様子見姿勢は強まりそう。
本日9時には日銀の
来月のオペの運営方針の発表がある。
複数の報道によると
日銀が長期金利の変動性を高めるために
日銀が買い入れをする方法や
日程の公表手法を見直す可能性が
報じられている。
中でも可能性が高いと報じられているのが
入札の翌日から、買い入れを
翌々日に延ばすことで市場取引の活性化を
狙うというもの。
そうなると、市場は円金利の上昇を連想するため
金融政策自体は据え置きが見込まれているが
ドル安円高圧力がかかる可能性があるため
注意が必要となりそう。
アメリカの中間選挙については
共和党が上院下院のどちらか、または
両方とも過半数を落としてしまった場合
トランプ大統領が実現しようとしている
追加減税などの実現性が遠のいてしまうため
大統領選での再選を狙って
大統領権限を活用して
通商面で強硬姿勢を強めて
得点を稼ごうとする懸念が浮上する。
一方で、共和党が
上下両院で過半数を維持した場合
逆にこれまでの強硬姿勢が評価されたと
見なされて
結局今まで通りの路線継続となる。
つまり、中間選挙結果に関係なく
トランプ政権の強硬姿勢が続く可能性が
高いと見られる。
そんな中、中国人民元の対ドル相場は
10年振りの安値圏1ドル=7元に迫っている。
中国も元安抑制策を出す可能性があるが
やはりこの節目を超えると
米中間の緊張が高まり
通商交渉の場で、為替の話題が出やすくなる。
そうなると日米間の交渉でも為替の話が
上がりやすくなるため、そういった観点で
人民元の動向も注目となりそう。
<<本日の重要経済指標>>
09:00 日本・日銀政策金利
09:30 豪・消費者物価指数
21:15 アメリカ・ADP雇用者数
21:30 アメリカ・雇用コスト指数
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