12Oct

10月12日ドル円予想レンジです。
111.70円〜112.60円 (三井住友銀行NY)
昨日のドル円は
グローバルな株価調整が続く中
112円台前半でNY時間を迎え
発表されたCPIが市場予想を下回り
金利上昇警戒が後退したことや
来月のG20サミットにて
米中首脳会談の可能性との報道を受けて
米株の戻りと共に
一時112.50円台を回復する局面もあったが
米株が前日比マイナス圏に沈むと
ドル円の上値も重く、111.80円台まで
じり安となった。
グローバルな株式市場の
ボラティリティが落ち着くまでは
ドル円の下値警戒感はくすぶりそう。
ドル円は3月安値からの
トレンドラインが111円台半ばに位置しており
重要なサポートとなる。
本日のアジア市場の値動き次第では
さらなる下落に警戒が必要となる。
週末までに発表予定の
米国為替報告書で
中国の為替操作国認定が避けられれば
来月G20での米中首脳会談観測と会わせて
リスクセンチメントの改善につながると
思われる。
来月に中間選挙を控えたトランプ政権としては
米中間のさらなる関係悪化が
米株下落やグローバルなリスクオフにつながる
リスクを避けたいと思われ
目先、米中間の対立緩和に向けた
前向きな姿勢がマーケットに好感される展開に
期待したいところ。
<<本日の重要経済指標>>
23:00 アメリカ・ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
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