25Sep

9月25日ドル円予想レンジです。
112.30円〜113.10円 (FPG証券)
昨日はドラギECB総裁の発言で
ユーロ高ドル安に触れる場面で
ドル円相場はやや下押しする場面があったが
基本的にはしっかりとした展開となり
112.80円付近まで上昇。
本日明日の二日間に渡り
FOMCが開催されることから
本日はその結果待ちということで
大きく動きにくいと思われるが
日米通商協議への警戒感や
リスク選好円全面安への調整で
やや円高に触れる場面もあるかもしれない。
先週は米株価が市場最高値を更新し
10年債利回りが3%台に定着するなど
リスク選好が強まった。
円とドルはともに安全通貨と見なされているため
ほかの通貨に対して同じ方向に動きやすく
リスク選好のもとでは、ドルも全般的に売られ
ドル円ではドル高だが、円以外の通貨では
ドル安となっている。
今年の年初のように
極端なリスク選好とドル売りが強まると
アメリカの長期金利上昇と逆行して
円高ドル安に動く可能性もある。
リスクオンといえば円安というイメージだが
円高になる可能性もあるということだが
ドル安が加速、あるいは長期化する可能性は
小さいと考えられる。
年初と異なる点として
アメリカの株は堅調だが
貿易摩擦懸念が続き、新興国不安も
残っているため
手放しでリスク選好とならないとも考えられる。
アメリカの10年債利回りは今後も緩やかに
上昇して、ドル円相場は中期的に堅調に
推移する土台が固まるとみられる。
円高に調整する局面でも
ドル円相場は相対的に底堅くなりそうで
現状では112円割れは
なかなか起こりづらいと考えられる。
<<本日の重要経済指標>>
23:00 アメリカ・コンファレンスボード消費者信頼感指数
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