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ウォルフハンターFX

9月5日ドル円予想レンジです。

111.00円〜112.00円 (ニッセイアセットマネジメント)

昨日のドル円は
欧州時間での米金利上昇や
強いISM製造業指数から
111円半ばに上昇。
その後は貿易協議への不透明感から
上値が押さえられた。

本日はアメリカ・カナダ間の
貿易協議再開を睨んで
動きにくい展開が予想される。
協議の結果次第では
アメリカに輸出する
日本車全体の約2割を生産する
カナダの供給網混乱から
ドル円が下振れるリスクに
注意が必要となりそう。

今月は
日米貿易協議も再開される。
協議の最中は
アメリカのドル高牽制に注意が必要。
アメリカは80年代から90年代の
対日通商協議に際して
ドル高牽制や自動車関税で
日本に譲歩を迫り、為替が
大きく円高に振れた経緯がある。

トランプ政権でも
中国、欧州を標的に
すでにドル高牽制を発言しており
為替が重要なツールになっている。
アメリカとメキシコのNAFTA再交渉で
自動車関税を脅しにした
アメリカの戦略の有効性が実証されたため
今回日本に対しても自動車関税を脅しに
交渉に臨んでくる可能性は低くない。

日本の自動車大手6社の営業利益は
19年3月期予想で約4兆円だが
仮に日本と海外で生産した
アメリカに輸出する自動車すべてに
25%の関税が課された場合
単純計算でこの利益が
約2兆円減る計算になるため
被害は甚大なものとなる。

TOPIX自動車関連株指数と
ドル円の推移をみると
連動性が高くなっていることから
アメリカが自動車関税を脅しに
日本に譲歩を迫った場合
日本の自動車関連株にはネガティブで
ドル円の110円割れリスクが高まる
と考えられる。

<<本日の重要経済指標>>
21:30 アメリカ・貿易収支

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