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ウォルフハンターFX

8月29日ドル円予想レンジです。

110.80円〜111.80円 (シティグループ証券)

昨日のNY市場では
米株価や米金利に大きな変化はなく
全体的には米ドルは膠着気味で
ドル円も111円台前半での狭い取引となった。

本日は
アメリカの金利はやや上昇気味で
目立ったリスク回避の動きもないため
ドル円は強含みの展開とみられる。

一昨日のアメリカとメキシコの
NAFTA北米自由貿易協定
合意発表直後は
不透明感後退を好感して
メキシコペソは反発した。
関税がゼロになる自動車輸入の
北米調達比率を引き上げることが
最大のポイントで
一方でトランプ政権が求めてきた
一定期間ごとに貿易協定の見直しを行う
サンセット条項は、事実上見送られた。

昨日は、メキシコペソは売られる展開となったが
ペソ安というよりも新興国通貨が軟調だった。
NAFTAに絡んでは、今回の合意で
自動車部品の40%〜45%を
時給16ドル以上の地域で作ることになったことが
実はメキシコにとっては不利で
もし、カナダが合意に参加することになれば
カナダのメリットの方が大きいという見方もある。
実際この2日間、メキシコよりもカナダドルの方が
強く反発してきている。

今後のドル円相場は
短期的にはリスク選好回復が
ややドル高円安に影響すると思われる。
一方、長期的には自動車関連会社は
北米での部品の生産や調達を増やす必要が
出てくることから
日本からの自動車関連輸出が減ったり
自動車関連メーカーによる北米への
投資が増えるかもしれない。
このあたりも着実に
ドル高円安要因になってくると思われる。

<<本日の重要経済指標>>
21:30 アメリカ・実質GDP(改定値)
23:00 アメリカ・中古住宅販売成約指数

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