27Aug

8月27日ドル円予想レンジです。
110.75円〜111.75円 (三菱UFJMS証券)
先週末は
パウエルFRB議長の講演内容が
ハト派的だと解釈されると
ドル円は111.10円台まで下落したが
堅調に推移する米国株の流れを受けて
下値も固く推移した。
本日は6連休明けを迎える
トルコリラの動きに要注意だが
最近はトルコリラが乱高下する際
新興国通貨に対して
ドルと円がほぼ同じ方向に売買されるため
ドル円相場への影響は薄そう。
先進国通貨に対するドル指数は
ドル高基調を強めており
他通貨市場で高まるドル高圧力が
ドル円市場にも及んでいる様子が
確認できる。
一方、新興国通貨に対するドル指数と
ドル円の動きを並べてみると
ほとんど同じ方向に動いており
対新興国通貨でドル高が進むときに
ドル円市場では円高が進んだ時期も
あったが、リーマンショックのときでも
数ヶ月で終っている。
これは他通貨市場で
ドル高と円高が同時に
進む局面で、ドルと円のどちらがより
強く買われるかは、その時の
アメリカと日本の景況格差や
金融政策格差で決まるからだと思われる。
よって、この先、何らかの理由で
アメリカ経済が失速するならば
ドル円は円高に振れることになりそうだが
アメリカ経済の強さを反映して
ドル指数が上昇している間は
ドル円も同じ方向に動き
ドル高円安基調が続きそう。
<<本日の重要経済指標>>
17:00 ドイツ・Ifo景況感指数
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