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ウォルフハンターFX

7月25日ドル円予想レンジです。

110.50円〜111.60円 (三菱UFJ信託銀行)

昨日、アジア時間では
ポンド買い市場の人民元が
約1年ぶりの安値をつけたことで
一時的に円買いが優勢となったが
海外時間ではユーロ圏、米国とも
製造業PMIが市場予想を上回ったことや
株価が堅調だったことを背景に
ドル円は底堅い展開となっている。

本日については
トランプ大統領によるドル高牽制と
日銀の金融政策軟化の思惑が
引き続き重しとなり上値を追いづらい
状況であると言える。
また中国は
関税の報復的な意味合いから
人民元安を止めようとする気配はなく
人民元安が円買いを後押し
しそうであるとも言える。
米国時間では
アメリカ・トランプ大統領と
欧州委員会のユンケル委員長が
通商関係についての協議を行う予定で
注目が集まっている。

この米EU首脳会談だが
トランプ大統領は貿易相手国に
高めの要求を続けているが
これはアメリカの
中間選挙を意識したものであると見られ
EUに対しても
容易に譲歩しないと思われる。
OECDベースの購買力平価をみると
ユーロは米ドルに対して
円よりも割安である側面があるだけに
トランプ大統領としては
なおさら頑な姿勢を示すのではないかと
考えられる。

一方、EU側からの譲歩が見られるとの
希望的観測もあるが
ドイツとフランスで対応方針が分かれるなど
EU各国が一枚岩ではないことから
交渉がまとまらない展開が想定される。

長期的に見た場合には
ドル安の推進からユーロ高圧力が
加わる可能性があるが
最初の反応としてはリスクオフの形で
ユーロ圏の輸出関連株を中心に
株価が下落し
ユーロも下落すると推測される。
ドル円については
リスクオフの円買いによって
軟調となりそうだが
同時にユーロ売りからのドル買いが
下落圧力を緩和することになるため
110円台を割り込むことはないと
考えられる。

<<本日の重要経済指標>>
17:00 ドイツ・Ifo景況感指数
23:00 アメリカ・週間石油在庫統計

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