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ウォルフハンターFX

7月23日ドル円予想レンジです。

110.70円〜111.80円 (ソシエテ・G銀行)

先週末はトランプ大統領の
ドル高牽制発言を受けて
ドル安が進んだが
週末開催のG20でも成果は乏しく
ドル円はやや下値を模索する
雰囲気が強い印象。

トランプ大統領も言及している
中国の人民元安だが
過去と比べて特徴が違っている。

米ドル/人民元と
VIX(恐怖)指数を比べると
過去、人民元安が急速に進んだ
チャイナショックのときは
世界同時株安につながって
VIX指数が急上昇した。
そして現在はどうかというと
ドル/人民元の値幅は
当時より大きく動いているが
VIX指数は低水準で推移している。

これは、今回の元安が
中国のコントロール下で
進んでいるもので
中国からの資本流出リスクでは
ないだろうと市場参加者が
見ているためと思われる。

主要通貨の対ドル騰落率をみると
報復関税措置がはじまった
6月以降の各通貨のパフォーマンスは
人民元が独歩安となっている。
これは裏を返すと
例えば資源価格の下落で
資源国通貨が売られていたり
ブレグジットの不透明感で
ポンドがが売られているところもあるが
今回のドル高の最大の要因は
人民元安であることになる。

ということは
ドル相場を見る上で
人民元動向を見て行くことが
重要になってくる。
今後市場が注目しているが
中国当局の元安容認姿勢の変化。
この容認姿勢が仮に否定されれば
ドル高が急速に巻き戻すことになり
ドル円も下落するリスクとなるが
現状リスク回避ムードが押さえられていることから
ドル円の下落幅も押さえられて
仮に円高進行が進んだとしても
109円台近辺で留まるものと思われる。

<<本日の重要経済指標>>
アメリカ・中古住宅販売件数

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