17Jul

7月17日ドル円予想レンジです。
111.80円〜112.80円 (JPモルガン・C銀行)
先週金曜日はドル高の展開で
ドル円は112円台後半までつけたが
その後はドル安基調に転換し
112円台前半まで落ちてきている。
現在、市場関係者の中で
米中貿易戦争で
どちらかというとリスクオフなのに
なぜ円安が進んでいるのか?についての
議論がなされている。
7月の主要通貨の対円騰落率をみると
すべての主要通貨が円に対して
大きく上昇して円独歩安となっている。
この円安の要因としては
・市場が貿易戦争に楽観的で
どちらかというとリスクオン的見方がある。
・日本企業による対外直接投資関連の円売り
・日本の投資家による対外株式投資の拡大
が挙げられている。
ではこのまま円売りは続くのか?
このまま市場にリスクオンのムードがあるとすると
ドルが強くなるのは難しくなる。
逆にリスクオフムードになってくると
円が弱いままではいられなくなる。
そうすると、結局円高ドル高となるため
ドル円が大きくレンジを抜けて動くというのは
やはり難しいのではないかと考えられる。
<<本日の重要経済指標>>
17:30 英国・雇用統計
17:30 英国・ILO失業率
22:15 アメリカ・鉱工業生産指数
関連記事
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。