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ウォルフハンターFX

7月10日ドル円予想レンジです。

110.20円〜111.20円 (ソニーフィナンシャル)

昨日からのドル円の動きは
アメリカの経済は堅調だが
米中貿易戦争がどこまで続くか
分からないことに対する不安感もあり
なかなか111円に乗せられない状況で
綱引き状態が続いている。

本日は目立った材料もないため
引き続きレンジ相場が予想されるが
中国で先月分の消費者物価指数が
発表される。これ自体は相場全体に
影響を与えることはないと考えられるが
人民元の動向は気になるところ。
中国の人民元は、6月14日に
アメリカが対中制裁関税の
リストを出してから一気に元安が進んでいる。
足元では少し買い戻されている場面も見られているが
もし米中の貿易戦争がさらに激化すると
中国としては、さらなる人民元安政策を
取らざる得なくなる可能性がある。

そうなると、ドル円への影響としては
人民元安ドル高ということで
一旦は、円安ドル高になると思われるが
人民元切り下げが大幅になり
中国の資本流出が心配になる段階にくると
リスクオフ相場となり
円高ドル安に変わっていく可能性が高い。

また、今週木曜日に発表される
アメリカのCPI消費者物価指数だが
FRBは今のところ、緩やかな利上げペースを
維持するというスタンスを示しているが
市場予想をCPIが上回った場合は
さらに利上げペースが早まると見なされ
ドル高が予測される。
一方で予想を下回った場合は
最近アメリカの長期金利が下げ基調ということもあり
一段と金利が下がりドル安になる可能性がある。
ただ、これまでもそうだったように
アメリカの経済が堅調な中での
インフレや長期金利の上昇ペースの鈍化というのは
アメリカの株式市場にとっては、むしろプラスになるので
リスクオンであれば円安圧力も出てくるため
円安ドル安ということになり、結局は
レンジ相場となって、ドル円の下げには繫がりにくいと
考えられる。

<<本日の重要経済指標>>
18:00 ドイツ・ZEW景況感指数

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