9Jul

7月9日ドル円予想レンジです。
109.80円〜110.80円 (クレディ・A銀行)
先週末は米中の貿易関税が
実際に発動されたが
市場はすでに織り込んでいた部分もあり
ドル円相場への影響は限定的であった。
市場の関心はすでに
トランプ大統領が示唆している
さらなる2000億ドル規模の
追加関税措置に移っている。
具体的な詳細が出てくるのは
いつなのか、適応時期が
中間選挙の前なのか、後なのかで
市場の思惑も変わってくるため
引き続きニュースのヘッドラインには
注意が必要となりそう。
本日は中国人民元設定レベルや
上海株の動向などに
ドル円相場は影響を受けそう。
日足のドル円チャートでは
7月2日に、200日移動平均線を
21日移動平均線が上抜けて
昨年10月9日以来の
ゴールデンクロスとなっている。
前回のゴールデンクロスでは
ドル円の上昇はほぼ1ヶ月間続いて
114円台後半をつけた。
貿易摩擦の激化懸念もあり
ドル円の上昇は限定的だと考えられるが
ドル円相場は三角持ち合いが
続いていることもあって
仮に当面の抵抗線となる
112.33円レベルを上抜けした場合は
ドル円は急上昇する可能性があると
考えられる。
足元では通商問題のニュースで
どうしても目線が下方向に向きがちだが
上昇への備えも必要なのかもしれない。
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