2Jul

7月2日ドル円予想レンジです。
110.20円〜111.20円 (みずほ証券)
先週末は、欧州首脳会合での
移民問題合意などから
リスクオンムードとなり
株高や円安に反応。
ドル円は110円台後半へ
上昇する値動きとなった。
本日は、今週末の
アメリカによる中国に対する
関税発動を前に
全体的には小動きな展開が続きそう。
貿易戦争懸念が
本日発表の日銀短観やISM製造業指数に
どのような悪影響を与えるかが
ポイントになりそう。
ドル円はここしばらく
過去1年の平均値である
200日移動平均線を中心に
もみ合いが続いている。
このような中で、足元では
20日や50日移動平均線も
110円近辺へ収束しつつある。
テクニカル的にはこの収束は
相場の煮詰まり感を示し
近く、発散となる持ち合い離れの
転機となる前兆とされていることから
注意が必要なポイントと言える。
今年序盤に
収束から発散に向かった場面では
113円台から104円台まで
大幅な値動きを見せた。
今回も、各移動平均線が
かなり接近をしていることから
機が熟しつつあると考えられる。
材料としては
米中貿易摩擦がきっかけとなることが
警戒される。
メインシナリオは
貿易戦争が回避され
年初来高値の113円を目指す
展開が想定されるが
報復関税の応酬が始まれば
再び105円割れを試す方向に
値動きが加速する可能性もゼロではない。
週末の関税発動前に
緊張感の高い状況が続きそう。
<<本日の重要経済指標>>
08:50 日本・日銀短観
23:00 アメリカ・ISM製造業景気指数
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