26Jun

6月26日ドル円予想レンジです。
109.40円〜110.30円 (JPモルガン・C銀行)
昨日は米中通商問題に関する報道などで
109円台で激しい値動きになったドル円。
ナバロ通商製造政策局長による
投資制限を即座には実効する計画はないとの発言で
110円に近づいたが、結果落とされているため
本日も上値が重い展開が継続するかと思われる。
今年前半の為替市場の
パフォーマンスを見ると
ドルと円が両方とも強い通貨になって
結果的にドル円はあまり動かず
104円〜114円のレンジで推移する
展開となっていいる。
昨年度は逆で
リスクオンでドルと円が資本調達通貨として
両方とも売られていた。
今年も昨年も
売られる時も買われる時も
ドルと円が一緒に動くので
ドル円はあまり大きな動きになってはいない状況。
IMM投機筋ポジションを見ると
現状はドルのロングが積み上がっている状態。
そもそもドルが買われたのは
今年の4-6月期になってからで
ドルはずっと利上げされながらも売られ続けてきたが
4-6月期にはアメリカ経済一人勝ちの状況となり
買われてきた。
今後は世界全体としての景気拡大が予想され
貿易摩擦などの問題も加味され
年後半については
ドルは弱くなってくると考えられる。
ここ3年くらい、年前半のレンジが
年間の値幅とほぼ同じということもあり
ドル円は
今年前半のレンジ下限である
104円〜105円程度くらいまで
年後半に向けて
ジリジリと下がっていく展開が予想される。
<<本日の重要経済指標>>
23:00 アメリカ・コンファレンスボード消費者信頼感指数

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