ウォルフ波動検証をメインにしたFXブログ

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ウォルフハンターFX

6月12日ドル円予想レンジです。

109.70円〜110.80円 (ソシエテ・G銀行)

本日は注目の
米朝首脳会談が開催される。
今後も米朝間の協議が継続するとなると
コンセンサスにはなるが
ドル円は、今年3月の底からの上昇で
東アジアの安定期待はほぼ織り込み済み
と見て取れることから
為替への影響は限定的とも考えられる。

一方、今週注目のFOMCについては
FOMCメンバーが想定している政策金利の
長期的な目標が最も重要かと思われる。

昨年の1月以降
アメリカの長短金利差(10年-2年)が
縮小していくとともに、ドルも下落基調にあった。
足元では、ドルは一旦反発しているが
長短金利差の縮小というのは
FRBが「景気後退局面の予兆」としている
尺度となっているため
低水準に留まる限り、ドルの上値は重くなる。

FOMCメンバーが想定している
長期的な政策金利の目標(中立金利)と
米10年債利回りを照らし合わせてみると
現段階では、中立金利が
10年債を頭から押さえている状態。
逆に言うと、中立金利が上がれば
アメリカの長期金利も上がる期待に繋がる。
この中立金利だが、今回のFOMCで上がることは
難しいと考えられる。
直近のFOMCメンバーの発言を見る限りでは
中立金利は現在値のおおよそ2.9%に
留まってしまうと考えられるためドルの上値は
どうしても重くなる。
また、アメリカと各国との通商問題が
エスカレートしかねないという状況であることも
ドルの上値を押さえる要因となっている。
結果的にドル円は当面の間は
108円〜111円台のレンジ相場が予想される。

<<本日の重要経済指標>>
17:30 英国・雇用統計
17:30 英国・ILO失業率
18:00 ドイツ・ZEW景況感指数
21:30 アメリカ・消費者物価指数

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