29May

5月29日ドル円予想レンジです。
109.00円〜110.50円 (野村証券)
昨日は
ロンドン・NY市場が休みだったが
イタリアの政情不安が材料視され
欧州株が軒並み下落。
為替市場ではユーロ安となっている。
本日は引き続き
イタリア関連のニュースや
米朝首脳会談のニュースが
材料になる可能性はあるが
今週金曜日には米・雇用統計があるため
やや動きづらい地合だと考えれられる。
6月のFOMCについて
為替市場では、利上げが
できるかどうかに加えて
今年1年間で合計何回の利上げになるかが
注目点となる。
先週発表されたFOMC議事要旨では
利上げが加速するというメッセージが
特に出てこなかった。
ということで、今年は利上げが3回止まりではないか
と判断されて、利上げ回数の織り込み期待が下落。
それに伴い、ドル円も111円から109円まで
円高ドル安の展開になった。
現在、FOMCのメンバーは
年内3回利上げ派と4回利上げ派が
拮抗している状態。
これが6月のFOMCで再確認されると
やはり五分五分であると判断されて
利上げ織り込み回数が3.5回くらいまで
上がる可能性がある。
その際には1ドル112円まで
ドル高円安方向に動くことが予想される。
一方で、この先の景気指数が弱い場合
利上げ織り込み3回で108円程度までの
下落はあり得る。
ただテクニカルで見ると
108円近辺は、ドル円の上昇相場の
半値あたりとなり、下値が支えられやすいため
円高となったとしても108円付近で収まると
考えられる。
<<本日の重要経済指標>>
23:00 アメリカ・コンファレンスボード消費者信頼感指数
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